日曜京都4Rの2歳新馬(芝1200m)で“異色の良血馬”ジュエルドパリ(牡2、栗東・笹田和秀厩舎)がデビューする。  ジュエルドパリは父が16年のシルクロードSを制したダンスディレクター、母が08年のヴィクトリアマイル覇者のエイジアンウ…

 日曜京都4Rの2歳新馬(芝1200m)で“異色の良血馬”ジュエルドパリ(牡2、栗東・笹田和秀厩舎)がデビューする。

 ジュエルドパリは父が16年のシルクロードSを制したダンスディレクター、母が08年のヴィクトリアマイル覇者のエイジアンウインズという血統。太田珠々子オーナーの自家生産馬となる。父は現役引退後の19年からアロースタッドで種牡馬となったが、今年9月に種牡馬を引退。現在はyogiboヴェルサイユリゾートファームで余生を送っており、残された産駒は少ない。したがってジュエルドパリは父の産駒としては屈指の良血馬といえる。

 今週の坂路では4F53秒5-1F12秒6と水準レベルの時計をマーク。父が重賞を制した舞台で、当時の鞍上・武豊騎手を背にどんな走りを見せてくれるのか、注目したい。