【秋華賞／データ攻略】想定5人気以下に“馬券内率100％”　最高の枠順でリバティアイランドに一矢報いる

今週は京都競馬場で秋華賞（芝2000m）が行われる。リバティアイランドの牝馬三冠がかかる一戦。相手探しの戦前評価だが、それにストップをかけるべくローズSをレコードで制したマスクトディーヴァ、春のリベンジを誓うハーパーなどがエントリーをはたし…

今週は京都競馬場で秋華賞（芝2000m）が行われる。リバティアイランドの牝馬三冠がかかる一戦。相手探しの戦前評価だが、それにストップをかけるべくローズSをレコードで制したマスクトディーヴァ、春のリベンジを誓うハーパーなどがエントリーをはたした。

ここでは、過去10年のうち阪神開催だった2021～22年を除く2011～2020年のデータ分析から浮かび上がったキーワードをもとに出走馬を分析。「穴馬データ」としてコナコーストを取り上げる。

■コナコースト×鮫島克駿は連対率100％

春はチューリップ賞→桜花賞と連続2着。一躍世代上位クラスに躍り出たものの、オークスは惨敗を喫してしまった。そのオークス以来の実戦ということで人気ガタ落ちが予想されるが、今回は騎手替わりがキーワードとなる。

・鮫島克駿騎乗時の成績【1.3.0.0】

連対率に換算すると驚異の100％。コナコースト×鮫島克駿はまさにゴールデン・コンビと言える成績を残している。

D.レーン騎乗の前走は道中13番手を追走。桜花賞を2番手追走から粘った同馬の特徴を100％引き出したとは言い難い。その点乗り慣れた騎手替わりなら先行策をとるだろうし、2枠4番はそれを実現するうえで絶好のシチュエーション。もし仮にリバティアイランドがスムーズさを欠く展開になれば、ロスなく運べるこの馬による一発逆転のシーンは想定すべきだ。

◆【秋華賞2023予想／全頭診断】リバティアイランド相手に「1.3.0.0」条件合致の穴馬浮上

◆【秋華賞2023予想／血統予想】リバティアイランドの相手に“単勝100倍超え”爆穴「3.2.2.3」馬券内率70％でヒモ候補浮上

著者プロフィール

田原基成（たはらもとなり）●競馬評論家競馬予想の魅力を世に発信し続ける「競馬ストーリーテラー」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在はUMAJIN内「競馬サロン」にてコラム【競馬評論家・田原基成のいま身につけるべき予想の視点】執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。