15日に秋華賞(GI、京都芝2000m)を含めたWIN5対象レースが行われる。 JRAが指定する5つのレースで1着馬を当てるWIN5は、過去に5億円超えの高額配当を記録したこともある、まさに夢の馬券。先週は8~9日に2回行われ、8日は的中票…

15日に秋華賞(GI、京都芝2000m)を含めたWIN5対象レースが行われる。

JRAが指定する5つのレースで1着馬を当てるWIN5は、過去に5億円超えの高額配当を記録したこともある、まさに夢の馬券。先週は8~9日に2回行われ、8日は的中票数1794票、払戻金23万3070円と落ち込んだが、9日は的中票数221票、払戻金173万2470円と100万超えの好配当を記録した。

ここでは対象レースの過去10年データをベースに、WIN5を攻略する。

◆【秋華賞2023予想/全頭診断】リバティアイランド相手に「1.3.0.0」条件合致の穴馬浮上

■秋華賞はリバティアイランドで一点突破

牝馬三冠の最終戦は3年ぶりの京都開催。京都で行われた2013年から20年のデータを見ると、平均3連単配当額は7万365円とやや荒れ模様。しかし、2013年までの歴代優勝馬は1~4番人気の実力馬のみ。1996年から2022年までの歴史を振り返っても、2桁人気が激走したのは99年、00年、08年の3回。それ以外はすべて5番人気以上の馬が勝利している。

脚質傾向を見ると、差しが全勝。上がり3Fタイムを見ても3位以内が6勝と、基本的には末脚勝負となっているが、2020年のデアリングタクトや19年のクロノジェネシスは3角付近からマクるように番手を上げて勝利しており、仕掛けるタイミングも重要な一戦となりそうだ。

今回のメンバーでは、リバティアイランド一択で仕方ないだろう。桜花賞時の戦法なら死角も生じるが、オークスは6番手から上がり3F最速の圧勝。デアリングタクト以来、史上7頭目の牝馬三冠の可能性は高いと見た。

■WIN4は想定5番人気の3歳馬

今回警戒すべきは、WIN4東京11R・オクトーバーS。昨年は7番人気のゴールドスミス、2021年は5番人気のパンサラッサ、20年は8番人気のテリトーリアルが優勝と、例年荒れ模様。今回はここが山場とみる。

まずWIN1東京10R・テレビ静岡賞は上がり3F3位以内が9勝と末脚勝負のレース。末脚魅力な馬を手広く押さえておく。続くWIN2京都10R・大原Sは過去10月に同条件下で行われた7鞍を見ると、逃げ3勝、先行1勝、差し3勝とやや前が有利な傾向。先行力もあるゴールドエクリプス、ヴェールランスの2頭を押さえておく。

WIN3新潟11R・信越Sは基本的には差しが有利。ただし開幕週で前が残る可能性も考慮した3頭で勝負。

注目のWIN4東京11R・オクトーバーSは、芝2000mで行われた6年間を振り返ると、逃げ2勝、先行2勝、差し1勝、追込1勝と先行有利の傾向。ここはラジオNIKKEI賞で先行し、毎日王冠を制したエルトンバローズと僅差の勝負を演じたシルトホルンで一点突破する。

WIN1:ハチメンロッピ、シャンブル、スプラウティング、ウナギノボリ WIN2:ゴールドエクリプス、ヴェールランス WIN3:グレイイングリーン、サーマルウインド、ホープフルサイン WIN4:シルトホルン WIN5:リバティアイランド

計24点

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文●塚本元気(SPREAD編集部)

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