男子テニスのロレックス・上海・マスターズ(中国/上海、ハード、ATPマスターズ)は11日、シングルス4回戦が行われ、第18シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)が第1シードのC・アルカラス(スペイン)を5-7, 6-2, 6-4の逆転で破…

男子テニスのロレックス・上海・マスターズ(中国/上海、ハード、ATPマスターズ)は11日、シングルス4回戦が行われ、第18シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)が第1シードのC・アルカラス(スペイン)を5-7, 6-2, 6-4の逆転で破り、2017年以来6年ぶり2度目のベスト8進出を逃した。試合後にディミトロフは「彼は何度かミスがあったけど、僕はとても堅実で必要なときにはいいサーブが打てた」と明かした。
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32歳で元世界ランク3位のディミトロフは2017年以来6年ぶり7度目の出場となった今大会、2回戦で世界ランク54位のA・ブキッチ(オーストラリア)、3回戦で第13シードのK・ハチャノフを破りベスト16進出を決めた。
この日の第1セット、第5ゲームでブレークに成功したディミトロフはゲームカウント5-4とリード。しかし、サービング・フォー・ザ・セットとなった第10ゲームでブレークバックを許すと結果的に4ゲームを連取され先行される。
それでも続く第2セット、ディミトロフは第1ゲームでブレークに成功。安定したサービスゲームを展開しブレークバックのチャンスを与えず。逆に第7ゲームで2度目のブレークを許し、1セットオールに追いつかれる。
迎えたファイナルセット、第3ゲームでブレークチャンスを掴んだディミトロフ。最後はアルカラスのネット際ボレーが大きく外れブレークに成功。その後も調子が上がらないアルカラスに対し安定したプレーを見せブレークを許さず、2時間10分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにディミトロフのコメントを掲載し「第2セットは彼のサービスゲームを理解し、より多くのボールを入れることができた。サーブも少しは読めるようになったと思う。第3セットでは、ちょっとした駆け引きがあったし、お互いに堅実なプレーができたと思う。彼はいくつかミスがあったけど、僕はとても堅実で必要なときにはいいサーブが打てたよ」と語った。
「何をすべきかはわかっていた。常にプレッシャーをかけ続けなければならないと思っていたんだ。たとえ自分のショットが十分でなくても、彼が嫌だと感じるポジションに追い込まなければならなかった。彼は後手に回ることを好まないからね。僕は攻め込んで彼を厄介なポジションに追い込もうとしていた」
勝利したディミトロフは準々決勝で第22シードのN・ジャリー(チリ)と対戦する。ジャリーは4回戦で世界ランク130位のD・シュワルツマン(アルゼンチン)を6-3, 5-7, 6-3のフルセットで下しての勝ち上がり。
同日には第32シードのU・アンベール(フランス)が8強に駒を進めた。
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