女子テニスのハナ・バンク・韓国オープン(韓国/ソウル、ハード、WTA250)は10日シングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク569位のバック・ダヨン(韓国)が第2シードで同13位のJ・オスタペンコ(ラ…

女子テニスのハナ・バンク・韓国オープン(韓国/ソウル、ハード、WTA250)は10日シングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク569位のバック・ダヨン(韓国)が第2シードで同13位のJ・オスタペンコ(ラトビア)を3-6, 6-1, 7-6 (7-4)の逆転で破る大番狂わせを演じ、初戦突破を果たした。
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21歳のバックは現在ツアー下部大会を中心に出場している選手で、ツアー大会は2021年と2022年の同大会にしか出場したことがなく、本戦での勝利もまだない。
今年もワイルドカードでの出場を果たしたバックは1回戦で、同大会では2017年に優勝、昨年は準優勝を飾っているオスタペンコと顔を合わせることとなった。
迎えた1回戦、第1セット序盤でバックはオスタペンコの強打に押され4ゲーム連取を許し先行される。しかし観客の声援を受けるバックは第2セットから流れを掴むと、2度のブレークに成功し1セットオールに追いつく。
ファイナルセット、序盤はブレーク合戦となったものの、第6ゲームでバックはこのセット3度目のブレークをオスタペンコに奪われリードを許す。それでもオスタペンコのサービング・フォー・ザ・マッチとなった土壇場の第9ゲームでブレークバックを果たす。
第12ゲームではオスタペンコにマッチポイントを握られたがここもしのぐと、最後はタイブレークの末に2時間13分で初戦突破を果たすとともに、ツアー初白星を世界ランク13位から挙げるジャイアントキリングを起こしてみせた。
試合後、バックは観客に深々とお辞儀をし応援に感謝した。
勝利したバックは2回戦で同102位のK・ビレル(オーストラリア)と対戦する。
また同日に行われた1回戦では、同162位のチャン・スジョン(韓国)が第5シードで同30位のS・ケニン(アメリカ)を破って初戦突破を果たしており、同大会で地元韓国勢が躍動している。
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