男子テニスのロレックス・上海・マスターズ(中国/上海、ハード、ATPマスターズ)は9日にシングルス3回戦が行われ、第18シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)が第13シードのK・ハチャノフを7-6 (8-6), 6-4のストレートで破り、…

男子テニスのロレックス・上海・マスターズ(中国/上海、ハード、ATPマスターズ)は9日にシングルス3回戦が行われ、第18シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)が第13シードのK・ハチャノフを7-6 (8-6), 6-4のストレートで破り、同大会6年ぶり2度目のベスト16進出を果たした。
>>アルカラス、シナーら上海MS組合せ<<
32歳で世界ランク19位のディミトロフが同大会に出場するのは6年ぶり7度目。最後に出場した2017年大会では同大会の最高成績となるベスト8に進出している。
今大会はシード勢が1回戦免除のため、ディミトロフは2回戦から登場し、その2回戦では同54位のA・ブキッチ(オーストラリア)をストレートで下し3回戦に駒を進めた。
同14位のハチャノフとの顔を合わせとなった3回戦の第1セット、両者キープを続けタイブレークに突入する。タイブレークでは中盤までに2度ずつミニブレークを奪い合うと、ディミトロフは相手のセットポイントを1本セーブ。そして自身に訪れた最初のセットポイントでハチャノフのミスを誘い、このセットを獲得した。
続く第2セット、ディミトロフはファーストサービス時に89パーセントの確率でポイントを獲得しハチャノフにブレークポイントを与えず、リターンゲームでは第5ゲームでブレークに成功する。このセット、ディミトロフは最終的にウィナー13本を奪い、アンフォーストエラーをわずか2本に抑える隙のないプレーをみせ、1時間58分で同大会2度目の16強入りを決めた。
ディミトロフは今季ツアー大会で準優勝1回、4強入り3回と好調を維持しているものの、「ATP1000」のカテゴリーでは1大会でマッチ2勝以上を挙げることが出来ておらず、今大会は昨年16強入りしたロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)以来約1年ぶりの「ATP1000」での連勝となった。
勝利したディミトロフは4回戦で第1シードのC・アルカラス(スペイン)と第30シードのD・エヴァンス(イギリス)の勝者と対戦する。
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