WTTスターコンテンダー蘭州(2023年10月2日~8日/中国)が行われ、混合ダブルスで張本智和(智和企画)/早田ひな(日本生命)が準優勝。シングルスでは、張本智和、張本美和(木下アカデミー)、木原美悠(木下グループ)がベスト8入りを果たし…

WTTスターコンテンダー蘭州(2023年10月2日~8日/中国)が行われ、混合ダブルスで張本智和(智和企画)/早田ひな(日本生命)が準優勝。シングルスでは、張本智和、張本美和(木下アカデミー)、木原美悠(木下グループ)がベスト8入りを果たした。

直前のアジア競技大会(9月22日~10月2日/中国・杭州)ではベスト8に終わった"はりひな"ペア。今大会は準々決勝で林高遠/王曼昱(中国)を撃破すると、準決勝でも韓国のエースペアを接戦で下して決勝進出。決勝は中国の若手ペア、林詩棟/蒯曼(中国)にフルゲーム11-13で惜しくも敗れたものの準優勝という好成績を残した。

木原美悠 Photo:World Table Tennis

女子シングルスでは19歳の木原美悠が大活躍。3回戦で中国トップ4の一角、王芸迪に対して11-7、11-7、11-4というスコアでストレート勝ち。続く、準々決勝も世界ランク5位の陳幸同(中国)に2-3で惜しくも敗れたが、堂々たる戦いぶりを見せた。

また15歳の張本美和も韓国の若きエース、シン・ユビンに勝利して準々決勝進出。全日本女王の早田ひなは中国選手に敗れて、2回戦敗退となった。

張本智和 Photo:World Table Tennis

男子シングルスは張本智和が3回戦で梁厳苧(中国)を退けて、男子唯一のベスト8入り。

8月のコンテンダーリオデジャネイロでは格上を連破して準優勝を果たした16歳の松島輝空(木下アカデミー)。今大会も上位進出が期待されたが初戦でオーストリア選手に敗れた。

【各種目結果】

●男子シングルス
優勝:王楚欽(中国)
準優勝:馬龍(中国)
3位:林高遠(中国)、F.ルブラン(フランス)

●女子シングルス
優勝:孫穎莎(中国)
準優勝:陳夢(中国)
3位:王曼昱(中国)、陳幸同(中国)

●男子ダブルス
優勝:A.ルブラン/F.ルブラン(フランス)
準優勝:林詩棟/徐瑛彬(中国)
3位:イム・ジョンフン/アン・ジェヒョン(韓国)、イ・サンス/チョ・スンミン(韓国)

●女子ダブルス
優勝:陳夢/王曼昱(中国)
準優勝:シン・ユビン/チョン・ジヒ(韓国)
3位:朱成竹/杜凱栞(香港)、チェ・ヒョジュ/チュ・チョンヒ(韓国)

●混合ダブルス
優勝:林詩棟/蒯曼(中国)
準優勝:張本智和/早田ひな(日本)
3位:王楚欽/孫穎莎(中国)、イム・ジョンフン/シン・ユビン(韓国)

【日本選手の結果】

●男子シングルス
張本智和【ベスト8】1-3 林高遠(中国)
吉山僚一【3回戦敗退/ベスト16】2-3 MA Jinbao(アメリカ)
戸上隼輔【2回戦敗退】1-3 林高遠(中国)
篠塚大登【2回戦敗退】2-3 吉山僚一
英田理志【2回戦敗退】1-3 王楚欽(中国)
及川瑞基【1回戦敗退】0-3 林兆恒(香港)
吉村真晴【1回戦敗退】0-3 黄彦誠(台湾)
松島輝空【1回戦敗退】0-3 ハベソーン(オーストリア)

●女子シングルス
張本美和【ベスト8】0-3 孫穎莎(中国)
木原美悠【ベスト8】2-3 陳幸同(中国)
早田ひな【2回戦敗退/ベスト32】1-3 劉瑋珊(中国)
長﨑美柚【2回戦敗退/ベスト32】2-3 陳熠(中国)

●男子ダブルス
及川瑞基/松島輝空【ベスト8】0-3 A.ルブラン/F.ルブラン(フランス)

●女子ダブルス
長﨑美柚/木原美悠【ベスト8】1-3 チェ・ヒョジュ/チュ・チョンヒ(韓国)

●混合ダブルス
張本智和/早田ひな【準優勝】2-3 林詩棟/蒯曼(中国)

張本智和/早田ひな Photo:World Table Tennis