日本は善戦したが惜しくも敗れ大会を去ることに(C)Getty Images ブレイブ・ブロッサムズ(ラグビー日本代表の愛称)の奮闘に英メディアも賛辞を惜しまない。 現地10月7日、ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会のプールD最終戦が…
日本は善戦したが惜しくも敗れ大会を去ることに(C)Getty Images
ブレイブ・ブロッサムズ(ラグビー日本代表の愛称)の奮闘に英メディアも賛辞を惜しまない。
現地10月7日、ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会のプールD最終戦がナントで行なわれ、日本代表(世界ランク12位)は、格上のアルゼンチン代表(同9位)に27-39で敗戦。勝った方の1次リーグ突破が決まるという運命の大一番に敗れ、惜しくも2019年大会に続く2大会連続の8強入りとはならなかった。
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開始2分で先制トライを許し、立ち上がりからリードされる展開となったこの試合は、アマト・ファカタバのトライ、松田力也のキックですぐさま同点に戻すも、前半を14-15の1点差で折り返し。後半も先にスコアを献上した日本代表は、その後2点差まで詰め寄るも、再びトライで突き放され、逆転とはならなかった。
この結果を受け、英紙『Daily Mail』は、「壮絶な試合。両チームともノックアウトステージ進出をかけて戦い、すべてがかかっていた」と速報。「見事な攻めのラグビーが繰り広げられ、観る者を楽しませてくれた。彼らはこの奮闘を誇りに思うだろう」と続け、「今大会ここまでのベストゲームの一つだ」と報じている。
なかでも、日本代表のプレーぶりに対して同メディアは、「素晴らしいし、(アルゼンチン代表に)勝ってもおかしくなかった」と記述。また、終始リードされる展開だった今回の試合内容に関しては、「苦しんでいるように見えたが、彼らはしぶとく追い上げた」と報じ、日本代表の“諦めない姿勢”に賛辞が送られていた。
なお、日本代表を下し、プールD・2位で勝ち上がったアルゼンチン代表は、2大会ぶりの8強入り。現地14日に行なわれる準々決勝では、プールC・1位のウェールズ代表(世界ランク7位)と対戦予定だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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