男子テニスのロレックス・上海・マスターズ(中国/上海、ハード、ATPマスターズ)は7日、シングルス2回戦が行われ、第7シードで世界ランク8位のT・フリッツ(アメリカ)が同79位の綿貫陽介を7-6 (7-2), 6-7 (6-8), 6-4…

男子テニスのロレックス・上海・マスターズ(中国/上海、ハード、ATPマスターズ)は7日、シングルス2回戦が行われ、第7シードで世界ランク8位のT・フリッツ(アメリカ)が同79位の綿貫陽介を7-6 (7-2), 6-7 (6-8), 6-4のフルセットで破り、3回戦進出を果たした。
>>フリッツら上海MS組合せ<<
この試合の第1セット、フリッツは第1ゲームでいきなり綿貫にブレークを許し先行されるも第10ゲームでブレークバックに成功しタイブレークへ。タイブレークでは2度のミニブレークに成功して第1セットを先取する。
第2セットでも先にブレークされたフリッツだが、綿貫のサービング・フォー・ザ・セットとなった第9ゲームでブレークし再びタイブレークへ。一時5-1と大きくリードするもそこから追いつかれ、逆転も許してセットカウント1-1に追いつかれた。
ファイナルセット、序盤から中盤にかけては互いにブレークが生まれずに推移。迎えた第10ゲーム、フリッツはリターンゲームで40-0となるもそこから5ポイントを連取しブレークに成功。2時間33分の熱戦を制した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはフリッツのコメントが掲載された。
「正直なところ、最後は僕が少し調子を上げただけで、彼(綿貫)はあまりミスをしていなかったのにミスをしてしまったんだ。僕がどんなショットを打っても、彼はウィナーを決めたりするときもされば、ミスしたりもする。だから、僕はこの試合にとどまるために戦っていたんだ。彼のプレーがいいからといって、すべてのボールを打ち返すつもりはない。彼がウィナーやビッグショットを決め続けるなら、それはそれでいいと思っていた」
25歳のフリッツは今季マッチ51勝を達成。アメリカ人男子選手で年間50勝以上をマークするのは2007年にJ・ブレイク(アメリカ)A・ロディック(アメリカ)が残した記録(54勝)以来となる最多勝となる。今後も勝ち星を積み上げる可能性のあるフリッツは3回戦で第27シードのJ・レヘチカ(チェコ)とワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク130位のD・シュワルツマン(アルゼンチン)のどちらかと対戦する。
[PR]西岡 良仁、綿貫 陽介、ダニエル 太郎 出場! 10/4(水)~「男子テニスATPツアー マスターズ1000 上海」
WOWOWオンデマンドでライブ配信・アーカイブ配信!
10/16(月)~10/22(日)「木下グループジャパンオープンテニス」連日生放送・ライブ配信!

■WOWOWオンデマンドはこちら>