WTTスターコンテンダー蘭州(2023年10月2日~8日/中国) 10月7日、女子シングルス準々決勝で張本美和(15=木下アカデミー/世界ランク17位)が孫穎莎(22=中国/同1位)にゲームカウント0-3で敗れた。アジア競技大会での活躍で、…

WTTスターコンテンダー蘭州(2023年10月2日~8日/中国) 10月7日、女子シングルス準々決勝で張本美和(15=木下アカデミー/世界ランク17位)が孫穎莎(22=中国/同1位)にゲームカウント0-3で敗れた。

アジア競技大会での活躍で、中国メディアにも「要警戒」と注目された15歳の超新星が、ついに現世界王者との初対戦となった。

出だしはまず4-4まで競り合うが、孫に弧を描く安定した打球で厳しくコースを突かれ、7-11で先制される。


孫穎莎 Photo:World Table Tennis

張本はやや硬い動きだったが、2ゲーム目半ばからいつものように両ハンドを振りきり、YGサーブも効いて9-7とリード。

だが、張本の攻撃を伸ばすブロックやカウンターではね返した孫に4連続失点し、9-11でここも取られる。

あとがない第3ゲームは張本が4-0と飛び出すが、孫がハーフロングへのサーブやナックル性ドライブ、さらに緩急での攻めなど多彩な技で猛追。終盤でまたも逆転され、10-12で落として敗戦した。

最後に残っていた張本が敗れ、日本勢の男女シングルスは張本智和(智和企画)、木原美悠(木下グループ)とともに、ベスト8が最高成績となった。

<WTTスターコンテンダー蘭州 女子シングルス準々決勝>
張本美和 0-3 孫穎莎(中国)
7-11/9-11/10-12