WTTスターコンテンダー蘭州(2023年10月2日~8日/中国) 10月7日、男子シングルス準々決勝で張本智和(20=智和企画/世界ランク4位)が林高遠(28=中国/同7位)にゲームカウント1-3で敗れた。いよいよ中国トップ5の一角と当たる…

WTTスターコンテンダー蘭州(2023年10月2日~8日/中国) 10月7日、男子シングルス準々決勝で張本智和(20=智和企画/世界ランク4位)が林高遠(28=中国/同7位)にゲームカウント1-3で敗れた。

いよいよ中国トップ5の一角と当たる張本。戦績は張本の3勝2敗で、直近の2022年WTTチャンピオンズブダペストでは、張本が0-3から大逆転勝ちしている。

主にバック側を狙い、フォアドライブやロングサーブを連発する張本。第1ゲームは中盤まで競るが林の守備も堅く、要所での長いツッツキにも苦しみ8-11で先制される。

2ゲーム目は張本が6-1とリードするも、すぐさま6-4となり張本がタイムアウト。だがここでは張本がバック側を攻めきって11-8で奪い返す。


林高遠 Photo:World Table Tennis

次はミドル攻めも織り交ぜ、両サイドに振られても巻き返す張本が先にリードするも、一進一退のまま10-10に。ときに台を離れて打ち合う壮絶なラリー戦が続くが、林に15-17で第3ゲームを奪取される。

4ゲーム目も林は長短のツッツキで張本を詰まらせ、張本の攻撃を止める。4-7とリードされ、ここから5連続ポイントで9-7とするが、林の連続攻撃で4連続失点。最後は豪快な中陣バックハンドを決められ、敗れた。

日本男子シングルスは最後に残っていた張本が敗退し、このベスト8が最高成績に。だがこの後は早田ひな(日本生命)とのペアで、林詩棟/蒯曼(中国)との混合ダブルス決勝を戦う。

<WTTスターコンテンダー蘭州 男子シングルス準々決勝>
張本智和 1-3 林高遠(中国)
8-11/11-8/15-17/9-11