男子テニスのロレックス・上海・マスターズ(中国/上海、ハード、ATPマスターズ)は5日、シングルス2回戦が行われ、第8シードで世界ランク9位のC・ルード(ノルウェー)が同48位の西岡良仁を7-5, 6-0のストレートで破り、初出場で3回戦…

男子テニスのロレックス・上海・マスターズ(中国/上海、ハード、ATPマスターズ)は5日、シングルス2回戦が行われ、第8シードで世界ランク9位のC・ルード(ノルウェー)が同48位の西岡良仁を7-5, 6-0のストレートで破り、初出場で3回戦進出を果たした。試合後、ルードは「ヨシヒトは長い第1セット、タフに戦った」と語った。
>>アルカラス、綿貫ら上海MS組合せ<<
前週のチャイナ・オープン(中国/北京、ハード、ATP500)では準々決勝でC・アルカラス(スペイン)に敗れ4強入りを逃していた24歳のルード。初出場となる今大会、シード勢は1回戦免除のため2回戦が初戦となった。
この試合、序盤からストロークの打ち合いとなるなか、第4ゲームでルードがブレークに成功。しかし、第7ゲーム、0-40とされると最後はミスを誘発されブレークバックを許す。その後、互いにサービスゲームをキープしゲームカウント5-6で迎えた第12ゲーム、ルードがブレークを奪い54分で第1セットを先取する。
続く第2セット、第2ゲームで西岡のドロップショットのミスなどによりブレークチャンスを握ると最後は西岡のバックハンドショットがアウトとなりいきなりブレークに成功。その後も安定したプレーを見せたルードが6ゲームを連取し1時間15分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにルードのコメントを掲載し「もちろん、勝ててとてもうれしいよ。ヨシヒトは長い第1セット、タフに戦った。こういうことは起こりうるんだ。このような第1セットを制した者は第2セットも頑張ろうというモチベーションになるんだ」とコメント。
「僕も彼の気持ちは分かるよ。セットを失うためだけに1時間頑張った気になるし、試合をひっくり返すために山を登らなければならないと感じる。たぶん、それが起きたんだと思う。僕自身、第2セットはいいスタートが切れたし、そのままキープできた」
勝利したルードは3回戦で第29シードのC・ユーバンクス(アメリカ)と対戦する。ユーバンクスは2回戦で世界ランク53位のY・ハンフマン(ドイツ)を4-6, 6-3, 6-2の逆転で下しての勝ち上がり。
同日には第19シードのB・シェルトン(アメリカ)、第20シードのF・セルンドロ(アルゼンチン)、世界ランク55位のD・ラヨビッチ(セルビア)、同122位のB・ナカシマ(アメリカ)らが3回戦に駒を進めた。
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