■シュネルマイスター
【中間調整】3歳シーズン春のNHKマイルCでソングラインを破って勝利。同年秋、つまり2年前の毎日王冠でも出遅れながら鬼脚を繰り出し勝利を収めるなど力量は国内でもトップクラスと言える。その後、勝ち鞍こそ今年のマイラーズCのみだが、外枠の不利があった前走・安田記念で0秒2差の3着に入っているように、いまだ力量は堅持と見ていい。この秋の最大目標はマイルCSとされ、前哨戦として2年ぶりに毎日王冠へ参戦することとなった。
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夏の放牧を挟んで9月9日に美浦へ戻っており、さっそく10日にウッドで14-14を消化。21日のウッド単走ではかなり速いペースを刻んで気持ちの底上げを行い、27日の1週前追いでは8馬身差あった差をあっさり追いついての先着を果たしている。
【最終追い切り】レース当週も不動の調教パートナーである嶋田騎手が騎乗し、ウッドで古馬3勝クラスを追走。コーナーワークで取り付きに掛かった際、手前の変換にモタついたのかやや加速に手間取るも、直線半ばからの伸びにはさすがの迫力があった。最後は鋭く相手を抜き去って1馬身の先着を果たしている。
【見解】1週前追い、最終追いと相手を抜く際の迫力ある伸びには、さすが実力馬と感じさせる迫力があった。手前の面だったり、抜け出してフワっとするあたりの粗もあるにはあるが、反応の鋭さは安田記念からかなり良化。体調面に不安がないようで、最終追いまでしっかり負荷を掛けられたのは好感が持てるし、本番までにさらにグンと良くなってきそう。能力全開に期待していい。
総合評価「A」
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著者プロフィール
西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター 競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。















