先日、松戸競輪場で開催された、ガールズケイリンのG1「第1回オールガールズクラシック」。連日、賑わいを見せていましたが、筆者も準決勝の日に、現地へ足を運んでみました。当日はトークショー、CS放送解説で出演されていた元ガールズケイリン選手の後…

先日、松戸競輪場で開催された、ガールズケイリンのG1「第1回オールガールズクラシック」。
連日、賑わいを見せていましたが、筆者も準決勝の日に、現地へ足を運んでみました。
当日はトークショー、CS放送解説で出演されていた元ガールズケイリン選手の後閑百合亜さんの旦那様であり、現在は浜松オート実況などで活躍されている島田祐希アナウンサーに誘われ、「燃えろ!!オートレース」放送後に、松戸競輪場へ。


到着は、11レース発売中。食事どきの時間帯ながら、遊べる時間が少ないこともあり、場内グルメには目もくれずに車券を購入。
島田アナウンサーから「ガールズは分からん!」という一言で一蹴されてしまった筆者(苦笑)。ちなみに、男子の競輪は詳しいとのこと。
ならば、元選手に助けてもらおうということで、場内予想イベントに出演されていた鈴木誠さん、そしてCS放送に出演していた後閑さんの予想を参考に購入。

第11レースは佐藤水菜(神奈川114期)選手が、期待に応えて1着。
人気どころながら、しっかり的中。複数枚の購入で、少しプラスになりました。

そして、第12レース。
ここは児玉碧衣(福岡108期)選手が出走。
児玉選手と松戸競輪。筆者がかつて、決勝進出選手インタビューを担当した時のことを思い出しました。

当時のコラムはこちら
ついでに(?)島田アナウンサーへのインタビューコラムはこちら

そのような思い出に浸りながらも、ここはあえて児玉選手の2着付けの方が妙味ありということで、久米詩(静岡116期)選手と石井寛子(東京104期)選手の1着で予想。もちろん、児玉選手の1着車券も購入しました。

最後の直線。
押し切りを狙う児玉選手に対して、久米選手の差しが届き、1着は接戦に。
写真判定に持ち込まれて、結果は、なんと1着同着!

どちらの選手の1着も持っていた筆者でしたが、久米選手単独の1着よりは、やや少ない払戻金に。それでも珍しい2選手による1着インタビューを堪能することができました。



児玉碧衣選手と久米詩選手による1着(同着)選手インタビュー

今回、驚いたのは場内の雰囲気。
初めての大会という盛り上がりや華やかさはもちろんですが、レース中の声援には驚きました。
選手の名前が入ったうちわや小旗。応援ボードなど、さまざまな応援グッズを身にまとったファンが、レースの始まりからゴールまで温かい声援を送っていました(小さな女の子による力一杯の声援も目立っておりました)。

雰囲気は、さながらアイドルのライブ会場のよう。
男子競輪とは全く異なる雰囲気(笑)の中、レース形態自体もそうですが、全く違う競技を見ているような錯覚に陥るくらいでした。
さらに、バリエーション豊富な選手横断幕も、華やかさをさらに演出していました。

さて、ガールズといえば、先日、飯塚オートレース場で開催された「チャリロト杯ミッドナイトオートレース」において、チャリレンジャー(チャリ・ロトスポンサード選手)である片野利沙(川口32期)選手が優勝。
デビューから実に約10年の大願成就。多くのファンが首を長くして待っていたデビュー初優勝となりました。

片野選手をはじめ、今年はガールズレーサーが大きな活躍を見せています。
7月の川口G1では、地元・佐藤摩弥(川口31期)選手が優勝し、女子選手初となるG1タイトルホルダーとなりました。
今年の佐藤選手は、全日本選抜、オールスターオートレースと、SG連続優出を決め、オールスターでは準優勝と活躍。SG制覇へ期待を膨らませる走りを披露しました。



川口G1キューポラ杯を制した佐藤摩弥選手

また、金田悠伽(浜松33期)選手は4月にデビュー初優勝。SGオールスターオートレース、SGオートレースグランプリで計3勝をマーク。さらには、7月の飯塚G2オーバルチャンピオンカップでは、2日目から3連勝を記録し、記念初優出を果たすなど大躍進。

そんな女子選手の活躍が目立つ中、がぜん注目が集まるのが年末に開催される「2023スーパースターガールズ王座決定戦」。
今年も各地でトライアル戦が行われ、先日の浜松ステージ(トライアル第6戦)では、地元の交川陽子(浜松34期)選手が勝利を挙げ、得点を加算。決定戦出場へ向けて大きく前進しました。

さて、スーパースターガールズ王座決定戦への出場資格は以下のとおりです。
(1):ガールズトライアル戦平均競走得点上位者が6名
(2):(1)を除く、開催年の1月1日から10月31日までの10ヶ月間の競走成績上位者2名
※補欠選手は、ガールズトライアル戦平均競走得点上位者の次順位選手(2名)

SGスーパースター王座決定戦への出場権利がある選手に関しては、そちらが優先となり、ガールズトライアル戦において2回以上出走していない選手は、スーパースターガールズ王座決定戦に出場することはできません。

2023スーパースターガールズ王座決定戦への道・特設サイト
※オフィシャルサイトが開きます

トライアルはここまで全6戦が行われ、桝崎星名(浜松34期)選手が2勝を挙げています。
「トライアルで1着」イコール出場権獲得ではなく、着順点とタイム点の合計でランキング化されるため、2勝はしているものの、現時点での順位は11位。昨年大会覇者である佐藤摩弥に関しては、スーパースター王座決定戦への出場の可能性があるため、特設サイトのランキングを見ると交川陽子選手あたりがボーダーラインになりそう。そうなると先日の1着が大きな影響を与えるかもしれません。
※2023スーパースターガールズ王座決定戦出場選手は11月上旬に発表。

今年で5回目を迎えるスーパースターガールズ王座決定戦。
前述した片野選手は過去2度女王に輝くという決定戦キラーぶりを発揮。年々、女子選手たちが力を付けてきていることもあり、新たな女王が誕生するのかも含め、年末がさらに楽しみになってきました。

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※10月6日現在、チャンネル登録者数2,000人まであと10人! ご協力よろしくお願いいたします!

この番組は出演陣と視聴者による対決形式のオートレース予想番組!
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初めてご覧になる方は、こちらからエントリーをお願い致します!(初回1回のみで結構です)

ルールはこちら

※今後の放送予定
いずれもデイレース、朝10時から生放送!

・10月23日(月)~10月25日(水)
浜松オート/一般開催

・11月6日(月)~11月8日(水)
川口オート/一般開催

・11月24日(金)~11月26日(日)
飯塚オート/チャリロト杯G1開設記念レース

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【車券職人のオートnight2本 supported by チャリロト】

チャリロト劇場「燃えろ!!オートレース」でもお馴染み!車券職人(うどん)さんが、ミッドナイトレースを中心に予想を展開する番組です。
毎レース、視聴者の皆さんに1点予想を考えていただき、予想に参加する新企画「ITTEN グランプリ」が好評を博しており、見事上位にランクインされた方にはチャリカ(軍資金)をプレゼント!

1位:チャリカ10,000円分
2位:チャリカ5,000円分
3位:チャリカ2,000円分

今後も多くの方のご参加をお待ちしております。

※今後の出演予定
・10月8日(日) 飯塚オート(最終日)
・10月16日(月) 川口オート(2日目)

真夜中のオートレースも、共に盛り上がっていきましょう!

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【オートレース/今後の記念レース日程】

10月5日~9日
※新設 チャリロト杯G2浜松記念曳馬野賞(浜松・デイ)

10月14日~11月5日
G2オートレースメモリアル(飯塚・デイ)

10月31日~11月5日
SG第55回日本選手権オートレース(浜松・デイ)

11月22日~26日
チャリロト杯G1開設記念レース(飯塚・デイ)

12月6日~10日
G2レジェンドカップ(伊勢崎・デイ)

12月16日~20日
G1スピード王決定戦(山陽・デイ)

12月27日~31日
スーパースターフェスタ2023(SG第38回スーパースター王座決定戦)(川口・デイ)

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【過去のコラムはこちら】
Vol.98「SSトライアル戦への攻防」
Vol.97「現地の良さ」
Vol.96「注目の36期生」
Vol.95「予想は自由だ!」
Vol.94「消音マフラーと新走路対策」
Vol.93「森且行選手の復帰」
Vol.92「流れを変える一打」
Vol.91「小松島競輪の新実況」
Vol.90「漫画ビリオンレーサー」

【略歴】



森泉宏一(もりいずみ・こういち)
1984年5月8日生まれ
東京都出身 広島県・富山県育ち

生まれは東京、育ちは広島、富山。学生時代に喋りの仕事を志し、2009年にボートレース実況でアナウンサーデビュー。2017年からはオートレース実況も始める。現在はYouTube配信番組などの出演も多く、「チャリロト劇場 燃えろ!!オートレース」出演時はMCも務める。パーフェクタナビでは「森泉宏一の実況天国」コラム連載中。プライベートでは2022年に年間100本の万車券的中を達成。試走タイムが出ない選手や逃げが得意の選手を好む傾向にある。