WTTスターコンテンダー蘭州(2023年10月2日~8日/中国) 10月6日、混合ダブルス準決勝で張本智和(智和企画)/早田ひな(日本生命)が、イム・ジョンフン/シン・ユビン(韓国)をゲームカウント3-2で下し、決勝進出を果たした。世界ラン…

WTTスターコンテンダー蘭州(2023年10月2日~8日/中国) 10月6日、混合ダブルス準決勝で張本智和(智和企画)/早田ひな(日本生命)が、イム・ジョンフン/シン・ユビン(韓国)をゲームカウント3-2で下し、決勝進出を果たした。

世界ランク2位の"はりひな"と、同3位の韓国ペア。ここ1年でWTTを2勝し、5度決勝に進んだ韓国エースペアだが、世界卓球2023の準々決勝では3-0で勝利しており、連勝を狙う。

第1ゲームは5-5まで競るが、張本がイムの強打をカウンターするなど5連続ポイント。ここから3本詰め寄られるが、最後もフォアカウンターで11-8として先制する。

イム・ジョンフン/シン・ユビン PHOTO:World Table Tennis

2ゲーム目も5-0とリードするが、ここから6連続失点で逆転される。だがはりひなはツッツキやフリックと台上プレーから優位を築き、最後は早田のフォア強打2本で14-12とここも取る。

だが第3ゲームは力強くドライブを放つイムに張本が押されて5-11で奪われる。次もチキータ・フリックを広角に放ち、一発でラリーを終わらせるイムを得点源とする韓国ペアに4-11で落とす。

だが最終第5ゲーム、早田が回転や弾道の変化でイムをミスさせる。はりひなが8-4とするが、イムが修正して韓国ペアに8-9と逆転される。しかしここで張本が攻めて10-9とし、最後は張本のストップが決まって11-9として、激戦に終止符を打ち決勝進出を果たした。

決勝では王楚欽/孫穎莎と林詩棟/蒯曼(ともに中国)の勝者と対戦する。

<WTTスターコンテンダー蘭州 混合ダブルス準決勝>
張本智和/早田ひな 3-2 イム・ジョンフン/シン・ユビン(韓国)
11-8/14-12/5-11/4-11/11-9