◇国内男子下部ABEMAツアー◇石川遼 everyone PROJECT Challenge 最終日(6日)◇ロイヤル…

男子下部ツアー9人目のアマチュア優勝を果たした清水蔵之介(提供:JGTO)

◇国内男子下部ABEMAツアー◇石川遼 everyone PROJECT Challenge 最終日(6日)◇ロイヤルメドウGC(栃木)◇7195yd(パー72)

2打差の2位からスタートしたアマチュアの18歳・清水蔵之介(東京・目黒日大高)が1イーグル2バーディ、2ボギーの「70」でプレーし、通算10アンダーまで伸ばして逆転。今年9月「ダンロップフェニックストーナメントチャレンジ」を制した杉浦悠太(日大4年)以来、下部ツアー史上9人目となるアマチュア優勝を果たした。18歳101日での同ツアー優勝は、伊藤誠道の18歳29日(2013年)に次ぐ2番目の年少記録となる。

大会名を冠する石川遼から祝福の言葉を伝え聞き、「うれしすぎて言葉が出ません。本当にありがとうございます」と感無量の表情。表彰スピーチでは「自分でもこんなにスコア出るとは思ってプレーしていなくて、なんとか10アンダーで優勝できました。ここまでスコアを出せたのは、今までお世話になった方々や両親のおかげと思っています。感謝を忘れずに今後も頑張っていきたい」と言葉にした。

通算9アンダーの2位には伊藤が入った。強風が吹く状況でこの日のベストスコア「64」をマークし、スタート時の35位から急浮上した。

通算8アンダーの3位に原敏之と、首位から「74」で後退した日高将史。清水と同じく2位から出たアマチュアで16歳・丸尾怜央(宮崎・日章学園高)は「74」とスコアを落とし、通算6アンダーの5位で終えた。

なお、大会を終えて賞金ランキング1位に立つ生源寺龍憲の賞金王が確定した。次戦のシーズン最終戦を前に、2位につける鈴木晃祐との差(409万8271円)が最終戦の優勝賞金(360万円)を上回ったため。

<上位成績>
優勝/-10/清水蔵之介(アマ)
2/-9/伊藤誠道
3T/―8/日高将史原敏之
5T/-6/木下康平砂川公佑小斉平優和、山脇健斗、阿部裕樹丸尾怜央(アマ)

<下部ツアーでのアマチュア優勝達成者>
片山晋呉(1993年「水戸グリーンオープン」)
小平智(2010年「鳩山カントリークラブ・GMAチャレンジ」)
杉原大河(2019年「石川遼 everyone PROJECT Challenge Golf Tournament」)
河本力(2021年「TIチャレンジ in 東条の森」)
蝉川泰果(2022年「ジャパンクリエイトチャレンジ in 福岡雷山」)
高宮千聖(2022年「JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP CHALLENGE in FUKUI」)
山下勝将(2022年「ダンロップフェニックストーナメントチャレンジ in ふくしま」)
杉浦悠太(2023年「ダンロップフェニックストーナメントチャレンジ in ふくしま」)
清水蔵之介(2023年「石川遼 everyone PROJECT Challenge」)