張本智和は圧勝で3回戦進出。戸上は世界7位・中国左腕に敗北、日本人対決は吉山が制する【卓球 WTT蘭州】

WTTスターコンテンダー蘭州（2023年10月2日〜8日／中国）　10月5日、男子シングルス2回戦の各試合が行われた。

張本智和（20=智和企画／世界ランク4位）はハベソーン（37=オーストリア／同70位）と対戦。

世界卓球2021で丹羽孝希を破るなど侮れぬベテランだが、この日の張本は強い。11-3、11-5で2ゲームを連取し、第3ゲームも11-3でまたたく間にストレート勝ちを果たした。

戸上隼輔 Photo:World Table Tennis

戸上隼輔（22=明治大学／同41位）は林高遠（28=中国／同7位）との一戦。1ゲーム目はキレのあるドライブで攻めた戸上が11-6で先取する。

だが第2ゲームからは林がリズムを取り戻す。戸上は各ゲームともに競るが、打ち負けるシーンも増えて、9-11、8-11、8-11で落として敗れた。

吉山僚一 Photo:World Table Tennis

篠塚大登（19=愛知工業大学／同34位）は予選から勝ち上がった吉山僚一（19=日本大学／同229位）との日本人対決。試合は接戦となり、2ゲームずつを取り合っての最終第5ゲームを吉山が13-11で奪取し、3回戦に進んだ。

英田理志 Photo:World Table Tennis

英田理志（30=HRマネージメント／同88位）はアジア競技大会の金メダリスト、王楚欽（23=中国／同2位）との初顔合わせ。英田は得意のサーブが効き、第3ゲームを11-9で奪う健闘を見せるも、世界最強左腕に及ばずマッチカウント1-3で敗退した。

3回戦では、張本が梁厳苧（22=中国／同73位）、吉山がMA Jinbao（23=アメリカ／同311位）と対戦する。

＜WTTスターコンテンダー蘭州 男子シングルス2回戦＞

張本智和 3-0 ハベソーン（オーストリア）
11-3/11-5/11-3

戸上隼輔 1-3 林高遠（中国）
11-6/9-11/8-11/8-11

篠塚大登 2-3 吉山僚一
8-11/11-9/11-6/5-11/11-13

英田理志 1-3 王楚欽（中国）
8-11/5-11/11-9/6-11