ディープインパクト産駒のプラダリア(牡4、栗東・池添学厩舎)とゼーゲン(セ8、美浦・堀宣行厩舎)が、京都大賞典(3歳上・GII・芝2400m)に挑む。  ディープインパクト産駒はこれまで延べ26頭が京都大賞典に参戦。14年ラストインパク…

 ディープインパクト産駒のプラダリア(牡4、栗東・池添学厩舎)とゼーゲン(セ8、美浦・堀宣行厩舎)が、京都大賞典(3歳上・GII・芝2400m)に挑む。

 ディープインパクト産駒はこれまで延べ26頭が京都大賞典に参戦。14年ラストインパクト、17年スマートレイアー、18年サトノダイヤモンド、20年グローリーヴェイズ、21年マカヒキで5勝を挙げている。京都開催だった年に限れば4回連続で馬券に絡んでいるので、京都大賞典では目が離せない存在といえる。

 今年はプラダリアとゼーゲンの2頭が参戦する。格でいえば昨年の青葉賞を制したプラダリアが一枚上だ。同年の日本ダービーから8連敗中だが、日経新春杯と京都記念が3着、宝塚記念が6着など、強敵相手にも常に差のない競馬を演じている。前走の新潟記念(4着)は休み明けで良化途上の印象だったが、使われた上積みがあれば待望の重賞2勝目に手が届いていい。

 一方のゼーゲンは前々走の松籟Sを制し、8歳にしてオープン入りを果たした。ただ、続く前走の阪神大賞典は9着だったので、強敵相手ではワンパンチ足りない印象。ここは半年の休養を経ての成長が問われる一戦となる。

 ディープインパクト産駒は1日のポートアイランドSをドーブネが制し、JRA通算2749勝目。父サンデーサイレンスに肩を並べた。今週にも父超えとなりそうだが、重賞勝ちで花を添えることができるか。2頭の走りに注目したい。