21年の桜花賞などGI・3勝を挙げたソダシ(牝5、栗東・須貝尚介厩舎)が5日、JRAの競走馬登録を抹消した。今後はノーザンファームで繁殖牝馬になる予定。同日、JRAがホームページで発表した。  ソダシは父クロフネ、母ブチコ、母の父キング…

 21年の桜花賞などGI・3勝を挙げたソダシ(牝5、栗東・須貝尚介厩舎)が5日、JRAの競走馬登録を抹消した。今後はノーザンファームで繁殖牝馬になる予定。同日、JRAがホームページで発表した。

 ソダシは父クロフネ、母ブチコ、母の父キングカメハメハという血統。先日、スプリンターズSを制したママコチャは全妹にあたる。

 20年7月に函館競馬場の2歳新馬戦でデビュー。初陣を白星で飾ると、続く札幌2歳Sで重賞初制覇を飾る。さらにアルテミスSも制して連勝を伸ばし、年末には阪神JFでGI初制覇。年明けにはぶっつけ本番で桜花賞を勝利して、デビューから無傷の5連勝となった。

 オークスで初黒星を喫したが、以降も札幌記念やヴィクトリアMを勝利するなど活躍。22年にはフェブラリーSで3着に入っており、芝・ダ双方のトップレベルで日本競馬をけん引した。白毛馬として次々に“史上初”の記録を作り、世界的にも注目集めた稀代のアイドルホース。今年6月の安田記念がラストランとなり、ファンや関係者から惜しまれつつターフを去る。通算成績は16戦7勝(うち重賞6勝)。

(JRAのホームページより)