10月4日、浦和レッズは埼玉スタジアムにハノイFC(ベトナム)を迎えてAFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第2…

 10月4日、浦和レッズは埼玉スタジアムにハノイFC(ベトナム)を迎えてAFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第2節を行い、6―0で大勝した。

 前半だけで3得点が決まる展開で、63分にMF小泉佳穂に代わってピッチに投入されたMF早川隼平は「チームとして良い流れで点差が開いていて、相手が前がかりになりやりやすさは感じていました」とコメント。そして「うまく試合に入ることと、自分の役割を頭の中で整理してピッチに入りました」と続けた。

 スペースもあり、仕掛ける意識も高かった早川は64分、ゴール前でDF荻原拓也のパスを左足でトラップすると、直ぐに右足でシュートを打つが、これは相手ディフェンダーにブロックされてしまう。
「シュートをもっと速く打つこと、相手の状況を見て切り返すとか、そういうところは自分次第。オギくんから満点のパスが来ましたし、トラップも上手くいったので……」と悔しさを噛みしめた。これがこの試合での心残りとなったが、その2分後にはセットプレーのキッカーとして、しっかりと仕事をやってのけた。

 早川は左足アウトスイングで鋭いボールを供給すると、ゴール中央にいたMF関根貴大が頭で叩きつけネットを揺らした。

 早川は「タカくんを狙った訳ではないのですが、うまくポイントに入ってきてくれて、アシストを付けてくれた感じです。あれはタカくんに感謝です(笑)」と口にする。また「自分が蹴る時は“トリックをするのではなくポイントに入ってくるから思い切って良いボールを上げることだけを考えてくれればいい”と言われていたので、そこを意識しました」と狙いについてを語った。

 勢いに乗る浦和は70分、PKのチャンスにFWホセ・カンテが一度は止められるも、こぼれ球を押し込み追加点。そして85分には途中出場のMFエカニット・パンヤがデビュー戦初ゴールをマーク。ゴール後、早川は両手を合わせ感謝を示すMFエカニット・パンヤに同様のポーズを取り喜びを分かち合った。「彼自身も初ゴールで、みんなで喜べたことは良かったです」と笑顔で話した。

■「勝ち続けるしかない」

 シーズンも終盤戦に入り、過密日程の中でタイトルを懸けた戦いが続くが、DF明本考浩、MF大久保智明、MF中島翔哉、MFアレックス・シャルク、FWブライアン・リンセンなど負傷者が続出し苦しい台所事情だからこそ、チームを救いプラスアルファを加える若手の台頭が求められる。

 早川は「ここからルヴァンカップがありますし、リーグ戦も優勝争いをして勝ち続けるしかない。自分はチームの力になれるようにもっとやらないといけないと思っています」と、力強く前を向いていた。

(取材・構成/石田達也)

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