・アメリカで2016年にテレビの生放送した番組は、上から数えた100の番組のうち、91%がスポーツ番組だった。

・アメリカではリアルタイムでテレビの放送を見て過ごす時間は、50歳以上を除いて、すべての視聴者層で減っている。

・アメリカでは、18歳-34歳の年齢層において、スマートフォンでのメディア消費が、テレビよりも多くなっている。

・世界全体でみると78%のファンがテレビでスポーツを見ながらインターネットも使い、内33%は頻繁に行っていると答えた。

・スポーツはTwitter上での会話を50%以上も増加させる。

メディア勢力図は急速に変化しつつあります。コンテンツを見るための新しい手段が次々と登場し、見た内容について話したり、シェアしたりするためのデバイスやプラットフォームも整うなど、テクノロジーの発展に伴い、視聴者の分断化が進んでいます。

スポーツの“消費”の仕方も変容しています。ライブストリーミングやハイライト動画の速報に加えて、OTT(ネット配信動画のプラットフォーム)など、誰もが「生で観る」ためのオプションを持っています。

これらのテクノロジーやメディアの変革の影響は、スポーツの至る所で見られ、放送局やライツホルダーはファンのため、新しい配信の方法や新しいコンテンツを生み出すことを探求しています。

また、スポーツのライツホルダーは、他にも娯楽やレジャーがたくさんある中で、人々の興味・関心や余暇に使う時間、費用など、様々な面でさらなる競争にさらされているのです。

◆希薄になった視聴者の関心

・少ない事柄に熱い関心を寄せている人→15%減少

・多くの事柄に平均的に関心がある人 →15%増加

新しい状況の中、企業とライツホルダーは、それぞれのパートナーシップの価値(広告効果)を理解する取り組みを行っています。

多様なチャンネルで細分化された視聴者をはじめ、視聴者の消費パターンの変化は、ライツホルダーと提携企業との間における関係性にも劇的な変化を促しつつあります。

◆モバイル機器のアプリやウェブにかける平均時間

・18歳~34歳では1日平均してモバイルに何時間かけるのか

→2014年:1時間40分57秒 → 2015年:2時間2分59秒 → 2016年:2時間58分34秒

メディアやスポンサーシップの影響を知るために、さらに高度な分析方法が求められるようになりました。次々と新しいチャンネルが誕生していることや、テレビのスポーツ放送は、試合前から試合後の放送、ハイライト、雑誌やニュースの番組に至るまで、放送範囲が増加していることも考慮しなければなりません。

特に企業がスポンサー周辺で生み出す、SNSのエンゲージメントや露出について、正確で客観的な指標(広告効果測定)がますます必要とされつつあります。SNSがメディア全体の広告効果の一部を担っていることを明らかにするためにもです。

▼レポート『THE CASE FOR UNIFIED SPORTS SPONSORSHIP MEASUREMENT』(英語版)のダウンロードはこちら(無料)

http://nielsensports.com/perspectives-the-case-for-unified-sports-sponsorship-measurement