浦和レッズは9月29日のJ 1リーグ第29節横浜FC戦を1-1のドローで終えた。下位に沈む相手から勝点3を奪えず、首位を走るヴィッセル神戸との勝点差は8に広がった。 試合後、ぶら下がり取材に応じたMF伊藤敦樹は「0-0の時間を長くして…

浦和レッズは9月29日のJ 1リーグ第29節横浜FC戦を1-1のドローで終えた。下位に沈む相手から勝点3を奪えず、首位を走るヴィッセル神戸との勝点差は8に広がった。

試合後、ぶら下がり取材に応じたMF伊藤敦樹は「0-0の時間を長くして自分たちがボールを持って攻め続けたかったが、入りが悪く押し込まれる展開で耐えきれず先に失点したのは余計に試合を難しくしてしまった。ブロックを作る相手に対して崩し切れる力を付けないといけない」と言うと「個人で打開できる選手になりたい」と続けた。

浦和は9月の公式戦は7試合を消化。そこに伊藤は日本代表活動に参加し、9月12日にベルギーで行われたトルコ戦では初先発初得点を記録。欧州内での移動から日本へのフライトを経て、中2日となった15日の京都サンガF.C.戦では後半45分間をプレー。さらに中4日で中国に飛びAFCチャンピオンズリーグの武漢三鎮戦でフル出場すると、中3日のガンバ大阪戦では81分プレーし、中4日で行われた横浜FC戦ではフル出場。まさに大車輪の働きをしている。

伊藤は「正直、休む時間はあまりない。連戦はシーズン最後まで続いて試合はくる。休めるところで休みたい。自分なりにリフレッシュして体を休め、怪我だけはしないようにリスク管理をしたい。疲れていてパフォーマンスが落ちたら意味がないので」と語った。

次戦は中4日で10月4日にはACLグループステージ ハノイFC戦が控えている。タイトな日程の中でもコンディションとメンタルを整え、伊藤はチームを勝利に導くため突き進んでいく。