新馬戦で強い勝ち方をした良血馬の2頭、ボンドガールとシュトラウスが人気を分け合うことになりそう。勝ってGIへ名乗りを上げるのはどの馬か。出走を予定している主な有力馬は次の通り。 ■10/7(土) サウジアラビアロイヤルC(2歳・GIII…

 新馬戦で強い勝ち方をした良血馬の2頭、ボンドガールとシュトラウスが人気を分け合うことになりそう。勝ってGIへ名乗りを上げるのはどの馬か。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■10/7(土) サウジアラビアロイヤルC(2歳・GIII・東京芝1600m)

 ボンドガール(牝2、美浦・手塚貴久厩舎)はセレクトセールで2億1000万円(税抜き)が付けられたダイワメジャー産駒。半兄に今年のドバイターフ2着馬ダノンベルーガがいる良血馬だ。6月に東京芝1600mでデビューし、稍重ながら1分34秒6、上がり33秒0という好内容で勝っており、降した2着馬は次走で圧勝。ポテンシャルはかなり高そうで、重賞でも期待は十分だ。鞍上は川田将雅騎手。

 シュトラウス(牡2、美浦・武井亮厩舎)は2008年のマイルCS勝ち馬ブルーメンブラットを母に持つモーリス産駒で、東日本の新馬開幕戦だった東京芝1600mで逃げて9馬身差圧勝。初戦が不良馬場だっただけに今回が試金石と言えそうだが、デビュー2連勝を飾ってGIへ名乗りを上げることができるか。鞍上はC.ルメール騎手。

 その他、同舞台でデビュー勝ちした新種牡馬ブリックスアンドモルタル産駒のゴンバデカーブース(牡2、美浦・堀宣行厩舎)、GI馬レッドリヴェールの仔レーヴジーニアル(牡2、栗東・松永幹夫厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時45分。