第103回全国高校ラグビー大会北海道予選となる南・北選手権大会の決勝が1日、札幌市の札幌ドームであった。北大会は正確なキックで着実に加点した遠軽が旭川龍谷を27―22で破り、8年ぶり11回目の優勝。昨年と同じ対戦となった南大会は札幌山の手…

 第103回全国高校ラグビー大会北海道予選となる南・北選手権大会の決勝が1日、札幌市の札幌ドームであった。北大会は正確なキックで着実に加点した遠軽が旭川龍谷を27―22で破り、8年ぶり11回目の優勝。昨年と同じ対戦となった南大会は札幌山の手が後半7トライの猛攻で、立命館慶祥を64―5で下し、2年ぶり21回目の優勝を飾った。

 札幌ドームで高校ラグビーの公式戦が実施されたのは初。両校は12月27日から大阪府の東大阪市花園ラグビー場で開かれる全国大会に出場する。(佐々木洋輔)

■札幌山の手・近藤悟主将

 昨年決勝で立命館慶祥に負けてから、相手に敬意を持ちつつも圧倒して全国大会に行くと決めていた。W杯で戦うリーチ先輩にもいい刺激を届けられたかな。花園で勝ってきます。

■遠軽・斉藤歩夢主将

 チームで決めていた苦しくても苦しい顔を見せないで戦うことができた。2点にしかならないが(トライ後の)コンバージョンキックを全て決められた。外していたら負けていた。