いよいよ日本人初となるホームランキング誕生が目前と迫るなか、「アベマ解説陣が選ぶ! 大谷翔平ベストホームラン」企画の第4弾としてNPBのロッテで活躍した里崎智也氏が登場。今シーズンのベストホームランを、4月10日のブルージェイズ戦で菊地雄…

 いよいよ日本人初となるホームランキング誕生が目前と迫るなか、「アベマ解説陣が選ぶ! 大谷翔平ベストホームラン」企画の第4弾としてNPBのロッテで活躍した里崎智也氏が登場。今シーズンのベストホームランを、4月10日のブルージェイズ戦で菊地雄星から放った第3号を選んだ。

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 まず里崎氏はホームランを量産した理由として、「バットの長さを変えたり、グリップの位置を下げたりタイミングの取り方などを、ちょっとしたマイナーチェンジはありましたけど、大きなモデルチェンジはなかったと思います」とコメントし、今年になって急に化けたのではなく、これまでの着実な取り組みがホームランの量産につながったと分析した。

 そして、今シーズンのベストホームランに、4月10日のブルージェイズ戦で花巻東の先輩・菊地雄星から放った第3号を挙げた。このホームランは3点リードの3回一死一塁の場面で、菊地が投じた143キロのスライダーを完璧に捉え、左中間スタンドに飛び込む飛距離397フィート(121メートル)の一撃だった。

 この一打をベストホームランとした理由として里崎氏は、「日本人対決ということもそうですが、花巻東の先輩後輩がメジャーリーグのなかで対戦して打ったのが印象的でした。来季からも日本人選手がメジャーに移籍する可能性が高まるなかで、日本人対決が当たり前の感覚になってきている」とコメントした。

 そして、ベストホームランとしたもう一つの理由が兜セレブレーション。それまで大谷がホームランを打つと麦わら帽子をかぶる儀式だったが、この第3号から今やエンゼルス恒例の兜セレブレーションになったのだ。

 最後にインタビューアーから「里崎さんも兜をかぶりたかったですか?」と問われると、里崎氏は「まあ〜かぶるのはやってもいいんですが……日本と違ってベンチ内がゆったりしていないんですよ。そこが難しいですね」と自嘲気味に話した。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)