【プレミアリーグ】ボーンマス0-4アーセナル(日本時間9月30日/ヴァイタリティ・スタジアム)【映像】ハヴァーツの初ゴールにチームメイトが狂喜乱舞 アーセナルの選手たちは、一人の男のゴールに狂喜乱舞した。今夏、約120億円の移籍金で加入した…

【プレミアリーグ】ボーンマス0-4アーセナル(日本時間9月30日/ヴァイタリティ・スタジアム)

【映像】ハヴァーツの初ゴールにチームメイトが狂喜乱舞

 アーセナルの選手たちは、一人の男のゴールに狂喜乱舞した。今夏、約120億円の移籍金で加入したハヴァーツだったが、開幕6試合でゴールはおろか、枠内シュートを1本も放てていない状況だった。そんななかで迎えたボーンマス戦でチームメイトからPKを譲り受けて待望の初ゴール。チームメイトは、一斉にハヴァーツの元へ駆け寄った。

 アーセナルが2-0とリードして迎えた53分、ボックス内でマルティン・ウーデゴールが倒されてPKを獲得した。この試合、2点目の場面ではウーデゴールがPKを蹴っていたが、チームメートが粋な計らいを見せる。

 ボールを抱えて、自らがキッカーだと主張するような素振りを見せていたのは、ブカヨ・サカだ。このイングランド代表FWは、先のPKでも持っていたボールをウーデゴールに渡していたが、この場面でも急遽、ハヴァーツに渡したのだ。余裕のある展開だったこともあり、0ゴール・0アシストと苦しむハヴァーツにお膳立てしたのだろう。

 ドイツ代表MFは助走を取ってから、相手GKの位置を見て冷静にゴール左隅へと蹴り込み、アーセナル加入後、待望の初ゴールを決めた。その直後、仲間たちから手厚い祝福を受け、全員そろって狂喜乱舞の様子だった。

 ABEMAで解説を務めた林陵平氏は「いいじゃないですか。ハヴァーツ、めちゃくちゃいいやつなんです。このチームワークがありますよね」とコメント。同じく解説を務めた槙野智章氏も「チームメートも理解しているからやってくる。いいじゃないですかこの雰囲気」と、ドイツ代表MFを祝福するアーセナルの雰囲気を絶賛していた。

 この一連のシーンにはファンも「おめでとう」「みんな優しい」「嬉しいな」「雰囲気最高かよ」「ほんといいチームワーク」「こういう雰囲気大事だよな」など、多くの祝福の声が寄せられた。

 ハヴァーツは前節終了時点で枠内シュート0本と、本来の強みである攻撃面で精彩を欠く場面が多かった。批判の声もあったなかで、チームメイトとともに決めた待望の初ゴールをキッカケに調子を上げていけるだろうか。

(ABEMA/プレミアリーグ)