【MLB】オリオールズ5-2レッドソックス(9月30日・日本時間10月1日/ボルチモア)  レッドソックスの吉田正尚外野手が「4番・DH」でオリオールズ戦に出場した。2回の第2打席、4回の第3打席で共にセンター前にヒットを放ち、5試合ぶり…

【MLB】オリオールズ5-2レッドソックス(9月30日・日本時間10月1日/ボルチモア)

 レッドソックスの吉田正尚外野手が「4番・DH」でオリオールズ戦に出場した。2回の第2打席、4回の第3打席で共にセンター前にヒットを放ち、5試合ぶりのマルチ安打を達成。球団の新人では歴代最多となる通算50回目のマルチ安打を達成した。この日は5打数3安打1打点の活躍で打率.288としている。

【映像】吉田正尚偉業達成の瞬間!球団新人最多の50度目マルチ

 前日のオリオールズ戦では完全休養を与えられた吉田。この日は2回の第1打席、引っ張ったあたりがファーストの正面をついて凡打となった。しかし続く4回の第2打席、高めの球をしっかりと捉えてお手本のようなセンター返しで出塁。さらに6回の第3打席では、同じようにセンター方向にやや詰まりながらも弾き返してマルチ安打を達成した。これで9月23日(日本時間24日)のホワイトソックス戦以来、5試合ぶりのマルチ。さらにシーズン通算50回達成は、球団新人では最多の記録となった。8回に迎えた第4打席は見送り三振に倒れた。しかし9回にはセカンド後方へのポテンヒットを放ち、これで5試合ぶり14度目の猛打賞に加え打点を稼いだ。

 レッドソックスは7回までにヒット9本を放つが得点を奪えずスコアボードには「0」がずらり。すると7回裏、この日チーム2本目のヒットを許した直後に2つのタイムリーを浴びて、オリオールズを追いかける展開となった。8回表には2死二、三類からストーリーのタイムリーでレッドソックスが1点を返すことに成功したが、逆に8回裏には3点を奪われる。9回に吉田のタイムリーで1点を返したレッドソックスだったが、14安打を放ちながらも打線のつながりを欠いて2得点に終わった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)