9月22日放送の『バズ!パ・リーグ』(ABEMA)で、パ・リーグのタイトル争いについて紹介。その際にその名がランクインした、埼玉西武ライオンズの投手陣が、改めて野球ファンの間で注目を集めている。 【映像】株主をブチギレさせたチーム・ロン毛 …

9月22日放送の『バズ!パ・リーグ』(ABEMA)で、パ・リーグのタイトル争いについて紹介。その際にその名がランクインした、埼玉西武ライオンズの投手陣が、改めて野球ファンの間で注目を集めている。

【映像】株主をブチギレさせたチーム・ロン毛

この日、番組では投手部門・野手部門のタイトル争いについて話題が展開されることに。投手部門では、リーグ三連覇を果たしたオリックス・バファローズのエース・山本由伸が主要項目のうち、防御率と勝利の2項目で、2位以下に大きく水をあける形でトップとなり、残り1つの項目である奪三振でも、1位のロッテ・種市篤暉の153個に迫る148個をマークし、投手三冠も十分充分にありえることなどを改めて紹介することとなった。

しかしそうした投手部門の各項目の中に名を連ね、チーム成績などを考慮すれば、十分すぎるほどの健闘を見せることとなったのが、西武の“チーム・ロン毛”として知られる髙橋光成&今井達也コンビ、そして今季から先発に転向し、オフには“実況系YouTuber”としても人気の平良海馬の3投手。防御率の項目では、1位の山本に引き離されているとはいえ、2位に髙橋の2.21、3位に平良の2.30がランクイン。奪三振の項目でも、1位の種市が153個、2位山本の148個に続き、3位に144個で平良が堂々のランクイン。そして、勝利数の項目でも、平良・今井・髙橋高橋の3投手が、オリックスの左のエース・宮城と並び、揃って10勝で2位にランクインするという、健闘ぶりを見せていることが明かとなった(※ここまで、成績はいずれも9月21日終了時点。その後の試合で平良は勝利し、11勝となっている)。

今季、西武はリーグ2位となるチーム防御率2.91をマークしているが、この圧倒的な先発三本柱に加え、今季9勝の隅田知一郎、19先発で12QSの松本航、今季は負けが込んでしまったが、昨季は2桁勝利を挙げたサブマリン・與座海人など、その先発陣は決してBクラスのチームのものとは思えない充実度を誇っているのが見て取れる。そのため、ネット上の野球ファンからは「高橋はほんとエースすぎる流石甲子園優勝投手やね」「高橋は頼れる投手になったなあ」「今井はめちゃくちゃタフだしピッチングフォーム結構変えても球の質が悪くならずより良くなってるのがセンスの塊でしかない。」「今井はもう才能だけのピッチャーとは言えないな」「去年の契約更改から直訴して、WBCも辞退して取り組んで、誰も文句言えない結果を出している平良は凄い」「西武は普通に凄い投手王国だと思うわ」といった称賛の声を中心に、様々な反響が寄せられている。

松井監督が“走魂”を掲げて挑んだ今季、盗塁数ではリーグ2位の72をマークしながらも、チーム本塁打数87でリーグ6位、チーム得点数でも同じくリーグ6位の422と、得点力不足が終盤まで響いた感の否めない西武。しかし、最後まで試合を諦めない姿勢や、“次代の主砲”と目される渡部健人をはじめとする若手の成長・台頭など、楽しみな要素も少なくない。来季の巻き返しに期待したいところだ。

(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)