現役時代は「サメ」の愛称で親しまれ、球界屈指の鉄砲肩に加え、打者・走者としても非凡なものを発揮していたことで知られるオリックス・バファローズの中嶋聡監督。【映像】ベンチで目が怖い中嶋監督そんな同監督といえば、2020年のシーズン途中で2軍監…

現役時代は「サメ」の愛称で親しまれ、球界屈指の鉄砲肩に加え、打者・走者としても非凡なものを発揮していたことで知られるオリックス・バファローズの中嶋聡監督。

【映像】ベンチで目が怖い中嶋監督


そんな同監督といえば、2020年のシーズン途中で2軍監督から1監督代行となり、監督として臨んだ2021年からリーグ三連覇に導くという偉業を成し遂げたばかりだが、その知られざる“試合中の顔”について、捕手の若月健矢が明かした。

9月22日放送の『バズ!パ・リーグ』(ABEMA)では、オリックスの三連覇について取り上げるとともに、優勝後に行われたインタビューVTRを交える形で、選手たちの声を紹介する形となったが、そのVTRの中で、「中嶋監督のすごさって感じますか?」という質問を受けた捕手の若月は、「特別「ああしろこうしろ」っていう指導はあんまりないですね」と、“口うるさいタイプ”ではない監督であるとした上で、「試合中に言う絶妙なアドバイスだったり、そういうのがすごい印象に残る。“もうちょっと緩い球を使っていけ”とか、“真っ直ぐもうちょっといっても良いんじゃない?”ってボソッと言うのが、次の回からピシャっとハマるので、ホントすごいなと。」と、現役時代は若月と同様に捕手であり、さらにいえば、阪急・オリックスから西武、横浜、日本ハムと渡り歩きながら、2015年に引退するまで、捕手として一軍実働年数29年をマークした“レジェンド捕手”でもある中嶋監督らしく、“元・捕手の目”を生かしたアドバイスが、試合中に行われていることを明かすこととなった。

中嶋監督といえば、“中嶋マジック”と称される采配の妙が、これまでも話題となってきたが、そんな“中嶋マジック”の舞台裏を少し垣間見ることができるこの談話に、ネット上の野球ファンからは「いつもベンチで何言ってるんだろって思ってたけどそういうことだったんやな」「控えめに言って名将すぎる」「育成と勝利を同時に実現できる監督ってそういるもんじゃないんよな」「やっぱ名捕手が名監督になる確率はかなり高いと思うわ」「若月もそうやけど森も捕手の先輩として学ぶこと多いと思うで」といった様々な反響が寄せられている

(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)