オーストラリア代表監督として今回のW杯に参戦中のエディー監督。チームは1勝2敗と窮地に追い込まれている(C)Getty Images 連日、フランスを舞台にラグビーワールドカップの熱戦が繰り広げられる中、グラウンド外では次期日本代表監督につ…
オーストラリア代表監督として今回のW杯に参戦中のエディー監督。チームは1勝2敗と窮地に追い込まれている(C)Getty Images
連日、フランスを舞台にラグビーワールドカップの熱戦が繰り広げられる中、グラウンド外では次期日本代表監督についての話題がメディアを賑わせている。
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現オーストラリア代表監督のエディー・ジョーンズ氏が候補として名前が挙がっており、すでに日本ラグビー協会関係者との面談も済ませていると報じられた。言わずと知れた、前日本代表監督であり、「ブライトンの奇跡」を演じた2015年W杯時の指揮官だ。
現在率いているオーストラリア代表監督として契約期間中ながらも、今大会での同代表チームはすでに2敗を喫しており、1次リーグ突破が危ぶまれている状況だ。ジョーンズ氏へ批判の声が集中し、試合後の会見では直接、日本代表監督に関する質問がぶつけられたとも伝えられた。当然、本人は否定したというものの、「再登板」の可能性は根強く囁かれているようだ。
しかし、英国を拠点とするラグビーサイト『Planet Rugby』が現地時間9月27日(日本時間28日)、ジョーンズ氏と日本協会による一連の噂についてのトピックを配信。その中で「日本はエディー・ジョーンズをブレイブ・ブロッサムズのトップに引き戻すという重大な間違いを犯そうとしている」と綴っている。
同メディアは「現在の日本にジョーンズが適しているのか?」と疑問を投げかけ、今大会でのオーストラリア代表の結果にも言及しながら「8年前の英雄に頼るべきではない」と指摘。日本ラグビーにより精通する指導者が率いることが重要と主張した上で、リーグワンの2人の指揮官、東京ベイのフラン・ルディケ監督、埼玉ワイルドナイツのロビー・ディーンズ監督が適任であると説いた。
さらに、候補に挙げた2人の監督の国際舞台や日本国内における実績の高さに触れ、「かつてのスーパーラグビーのボスたちは、現在の日本のタレントについてより多くの知識を提供してくれるに違いない」と強調。加えて「ジョーンズは間違いなくワールドクラスのコーチであり、それを証明する実績もある。しかし、日本代表は長期的な成功を築く必要があるのであって、ワールドカップで奇跡のような結果を残す必要はないのだ」と論じている。
他にも同メディアは、キーラン・クロウリー現イタリア代表監督も候補に挙げており「ブロッサムズに相応しい名前だ」と記している。果たして、今大会終了後、日本協会はどんな動きを見せ、どの指揮官へのアプローチを行なうのだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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