1次リーグ突破に王手をかけた日本代表。次のアルゼンチン戦は、文字通りの死闘となるだろう(C)Getty Images 日本代表の強さに相手国も感服だ。 現地9月28日、ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会に出場している日本代表(世界ラ…

1次リーグ突破に王手をかけた日本代表。次のアルゼンチン戦は、文字通りの死闘となるだろう(C)Getty Images

 日本代表の強さに相手国も感服だ。

 現地9月28日、ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会に出場している日本代表(世界ランク13位)は、トゥールーズで行なわれたサモア代表(12位)とのプールD・第3戦に28-22と勝利。これで2勝1敗、勝ち点9としたチームは、プールDの暫定2位に浮上し、2019年に続く2大会連続の1次リーグ突破へ王手をかけた。

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 試合終盤に反撃を受けながらも、最後まで落ち着いていた日本代表。そのプレーぶりには、相手国メディアも賛辞を惜しまない。地元メディア『Radio Samoa』は、フェイスブックで結果を速報。「日本代表は、2023年のラグビーW杯で準々決勝進出の資格があることを証明した」とサモア戦のパフォーマンスを称えている。

 さらに、地元紙『Samoa Observer』は、「フランスで開催されているラグビーW杯のプールD・第3戦、マヌ・サモア(サモア代表の愛称)は果敢に追い上げたが、28-22で日本に敗戦」と報じると、主将フリッツ・リーの試合後コメントを掲載。ファンの熱狂的な声援に感謝を示しつつ、次のように日本戦を振り返っていたという。

「我々が仕事を成し遂げられなかったにもかかわらず駆けつけてくれたファンたち、彼らはまだ後ろについている。懸命に戦ったが、基本的な部分でがっかりするような内容だったと思う。日本は我々より精度が高かったし、我々はもっとボールを大事にしなければならなかった。ペナルティーの数が最終的に響いた」

 なお、難敵サモアを退けた日本代表は、10月8日にアルゼンチン代表(9位)と対戦する。決勝トーナメント進出に向けて大きく前進したが、はたして1次リーグ最終戦はどのような試合となるだろうか。今後の戦いも目が離せない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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