【MLB】ブレーブス 5-3 カブス(9月28日・日本時間29日/アトランタ) カブスの鈴木誠也外野手が「5番・ライト」で先発出場。チーム初ヒットとなる内野安打と2本のタイムリーを放ち、プレーオフ(PO)進出を懸けた試合で、3安打2打点の活…

【MLB】ブレーブス 5-3 カブス(9月28日・日本時間29日/アトランタ)

 カブスの鈴木誠也外野手が「5番・ライト」で先発出場。チーム初ヒットとなる内野安打と2本のタイムリーを放ち、プレーオフ(PO)進出を懸けた試合で、3安打2打点の活躍を見せた。

【映像】誠也“激走” 間一髪セーフの瞬間

 4回、2死走者なしの場面で2打席目を迎えた鈴木はショートへゴロを打ち返すと、全力疾走で間一髪セーフ。平凡な当たりだったが、激走でチーム初安打をもぎ取った。さらに6回には2死一塁から3点差に迫るレフトへのタイムリーツーベースを放つ。そして8回には1死一、三塁でチェンジアップを逆らわず打ち返し、この日2本目のタイムリーヒットを記録した。

 今季の鈴木は6月に自身ワーストの月間打率.177と不振に陥ったが、9月は試合前までに月間打率.361、7本塁打、24打点と打ちまくり、3年ぶりのPO進出を目指すチームを牽引。

 試合はカブスがナ・リーグ東地区首位の強豪相手に接戦を落とし、3連敗。熾烈なワイルドカード争いで試合前までPO進出圏内3位タイにつける中で痛い一敗を喫したが、チームで唯一3安打を放ち、3点のうち2点を自身のバットで生み出すなど、鈴木の勝利への執念が光った。

(ABEMA『SPORTSチャンネル』)