19年のフローラSを制したウィクトーリアの初仔となるアリスヴィクトリア(牝2、栗東・中内田充正厩舎)が、30日の阪神5Rの2歳新馬(芝1800m)でデビューする。  アリスヴィクトリアは父ロードカナロア、母ウィクトーリア、母の父ヴィクト…

 19年のフローラSを制したウィクトーリアの初仔となるアリスヴィクトリア(牝2、栗東・中内田充正厩舎)が、30日の阪神5Rの2歳新馬(芝1800m)でデビューする。

 アリスヴィクトリアは父ロードカナロア、母ウィクトーリア、母の父ヴィクトワールピサの血統。祖母のブラックエンブレムは08年の秋華賞を制している。母は19年のフローラSで重賞初制覇。続くオークスが4着、秋初戦のローズSが3着と好走を続けたが、その後に左前脚に故障を発症し、志半ばでの引退となった。

 母の初仔となるアリスヴィクトリアは今月上旬から入念に乗り込まれ、このレースを目標にピッチを上げてきた。現3歳世代以降の新馬に限ると、中内田厩舎と川田騎手のタッグは[6-4-2-2]の好成績。母仔3代での重賞制覇へ、まずは負けられない初陣となる。