【JRA新馬戦】ラヴズオンリーユーの半弟グラヴィスなどがデビュー

　30日(土)・10月1日(日)に行われる新馬戦の出走馬が、28日確定した。

　今週は中山・阪神で計8鞍の新馬戦が組まれている。主な出走馬は以下の通り。

◆9/30(土)
・中山5R(牝・芝1600m・16頭)
イノセントキャット(牝、田辺裕信・久保田貴士、シュヴァルグラン)…半兄イルーシヴパンサー(父ハーツクライ)は今年の京都金杯など重賞2勝。ポリトラックコースで追い切られ、5F67秒台で3勝クラス馬に先着した。

ナックアテナ(牝、大野拓弥・杉浦宏昭、ブリックスアンドモルタル)…18年のキーンランドCを勝つなどスプリント戦線で活躍したナックビーナスの初仔。美浦ウッドで追い切られ、5F67秒台で2勝クラス馬と併入。

・中山6R(ダ1200m・16頭)
ショウナンラッシュ(牡、西村淳也・大竹正博、ショウナンバッハ)…半姉に昨年のかしわ記念などダートグレード競走を4勝したショウナンナデシコ(父オルフェーヴル)がいる。坂路で追い切られ、4F53秒台で未勝利馬と併入。

・阪神4R(芝1400m・18頭)
ダノンマッキンリー(牡、川田将雅・藤原英昭、モーリス)…セレクトセールにて2億2000万円(税抜き)で取引された。母ホームカミングクイーンは英G1勝ち馬。坂路で追い切られ4F52秒台で1勝クラス馬と併入。

・阪神5R(芝1800m・12頭)
グラヴィス(牡、坂井瑠星・矢作芳人、ハーツクライ)…セレクトセールにて2億8000万円(税抜き)で取引された。きょうだいに国内外でG1を4勝したラヴズオンリーユー(父ディープインパクト)、16年のドバイターフ覇者リアルスティール(父ディープインパクト)などがいる良血馬。追い切りの動きが良く、この馬も走ってきそうだ。

アリスヴィクトリア(牝、川田将雅・中内田充正、ロードカナロア)…19年のフローラSを勝ったウィクトーリアの初仔。CWで追い切られ、5F70秒台、1F11秒2をマークしている。

◆10/1(日)
・中山3R(芝1200m・16頭)
ジューンブレア(牝、武豊・武英智、American Pharoah)…米国産馬。欧州でG1を2勝したダッチアートの姪にあたる血統。調教では素軽い動きを見せており、初戦から期待できそう。

・中山5R(芝1800m・14頭)
ウイントレメンデス(牡、横山武史・鈴木伸尋、ゴールドシップ)…全姉に21年の目黒記念を勝ったウインキートスがいる。美浦ウッドで追い切られ、5F69秒台をマークした。

・阪神3R(ダ1200m・14頭)
アナスタシス(牝、菱田裕二・岡田稲男、デクラレーションオブウォー)…母リヴァイバルはJRAで3勝。坂路で追い切られ、4F53秒台で新馬に先着。追われるごとに良化している。

・阪神5R(芝2000m・9頭)
エロース(牡、岩田望来・池江泰寿、ハーツクライ)…半兄トゥデイイズザデイ(父ディープインパクト)は現4勝。CWで追い切られ、5F67秒台で3勝クラス馬と併入した。