28日、門別競馬5Rで行われた2歳新馬(ダ1000m)にて、オグリマックイーン(牡2、北海道・佐久間雅貴厩舎)がデビューを迎えた。レースはスタートで少し立ち遅れ、道中は前から5、6番手を追走。3、4コーナーでは大外から一気に追い上げて見…

 28日、門別競馬5Rで行われた2歳新馬(ダ1000m)にて、オグリマックイーン(牡2、北海道・佐久間雅貴厩舎)がデビューを迎えた。レースはスタートで少し立ち遅れ、道中は前から5、6番手を追走。3、4コーナーでは大外から一気に追い上げて見せ場を作ったが、直線では伸びきれず7頭立ての5着だった。

 オグリマックイーンは父ギンザグリングラス、母アザヤカサクラ、母の父サウスヴィグラスという血統。父父がメジロマックイーン、母母父がオグリキャップにあたり、馬名には「オグリキャップとメジロマックイーンより。世代を超えて血統を継ぐ」という意味が込められている。

 父はメジロマックイーンの後継種牡馬で、これまで地方・中央で計7頭の産駒がデビュー。うち4頭が勝利(通算10勝)を挙げている。母は門別、名古屋、大井と渡り歩き、現役時代は主に短距離戦で活躍。通算で71戦13勝の成績を残した。

 平成初期の日本競馬界で隆盛を誇ったマックイーンとオグリの血を引く、ファンや関係者の思いが詰まった一頭。デビュー戦で初白星とはならなかったが、今後も動向、活躍に注目したい。