韓国のスポーツ競技団体を統括するKSOC(大韓体育会)は26日に声明を発表。25日に行われた第19回アジア競技大会テニス部門の男子シングルス2回戦で敗戦後にラケットを破壊し相手選手と握手を交わさなかった世界ランク112位のクォン・スンウ(…

韓国のスポーツ競技団体を統括するKSOC(大韓体育会)は26日に声明を発表。25日に行われた第19回アジア競技大会テニス部門の男子シングルス2回戦で敗戦後にラケットを破壊し相手選手と握手を交わさなかった世界ランク112位のクォン・スンウ(韓国)について処分を下すことを発表した。
>>【動画】クォンが激しくラケットを破壊したシーン<<
25歳のクォンは今大会に第4シードとして出場。1回戦はシードのため免除のため初戦となった2回戦、ツアーレベルの試合に出場経験のない22歳で世界ランク636位のK・サムレジ(タイ)と対戦した。
ツアーで2度のタイトルを掲げているクォンだったが第1セットをサムレジに奪われる。続く第2セットを取り1セットオールとしたものの、ファイナルセットを再度落とし3-6, 7-5, 4-6で初戦敗退となった。
試合終了直後、クォンはラケットを何度もコートに叩きつけ破壊。対戦相手のサムレジが握手をしようとクォンのもとに歩み寄ったものの、握手を交わすことなくコートを去った。
この行動には多くの批判が集まり、26日にクォンは自身のSNSで直筆の謝罪文を公開した。
KSOCは同日にクォンについて声明を発表し、大会終了後に「適切な措置を講じる」と発表した。
「9月25日に行われたテニスの男子シングルス2回戦の試合終了後に発生したクォン・スンウ選手の非紳士的な行動について、大変残念に思います」
「今回の件については、大会終了後、総合的に検討し、状況に応じた適切な措置を講じることを約束するとともに、改めて今回の件で失望された国民の皆様に深くお詫び申し上げます」
なお、クォンは28日に行われる男子ダブルス準決勝に出場を予定している。
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