6月3日(土)に東京の新馬戦を9馬身差で勝利したシュトラウス(牡2、美浦・武井亮厩舎)は、10月7日(土)に東京競馬場で行われるサウジアラビアロイヤルカップ(2歳・GIII・芝1600m)で復帰を予定。師は「メンタル面が以前と違う。しっ…

 6月3日(土)に東京の新馬戦を9馬身差で勝利したシュトラウス(牡2、美浦・武井亮厩舎)は、10月7日(土)に東京競馬場で行われるサウジアラビアロイヤルカップ(2歳・GIII・芝1600m)で復帰を予定。師は「メンタル面が以前と違う。しっかり末脚を伸ばすことができている」と成長を実感するコメントを残した。

 シュトラウスは父モーリス、母ブルーメンブラット、母の父アドマイヤベガという血統。母は08年のマイルCSなど重賞を2勝している。

 東京競馬場で行われた世代最初の新馬戦でデビュー。D.レーン騎手を背に好スタートを決めると、抑えきれんばかりの手応えで3コーナー入口から先頭へ。持ったままで直線に入るとあっという間に後続を突き放し、最後は9馬身差をつける衝撃のデビュー勝ち。2位に1.3秒差をつける最速の上がりタイムを繰り出し、東の一番星に輝いた。鮮烈デビューを飾った大器が待望の2戦目を迎える。新馬戦と同じ舞台で無傷の重賞ウイナーとなれるか、その走りに期待が高まる。