直近7試合は打率.292で5試合連続安打継続中。レッドソックスの吉田正尚外野手がついに復調し、メジャー挑戦1年目のシーズン最終盤を迎えている。 【映像】驚愕の特大二塁打“グリモン”直撃の瞬間   9月24日(日本時間25日)の試合では“グ…

 直近7試合は打率.292で5試合連続安打継続中。レッドソックスの吉田正尚外野手がついに復調し、メジャー挑戦1年目のシーズン最終盤を迎えている。

【映像】驚愕の特大二塁打“グリモン”直撃の瞬間 

 9月24日(日本時間25日)の試合では“グリーンモンスター”直撃で他球場ならホームランかという逆方向への特大ツーベースも飛び出し、ファンからは「ほんまよーやっとる すごい」「1年目からすげえなあ」などの反響があがった。

 8月中旬まで打率3割をキープしていた吉田ながら、疲れもあってか9月は月間打率.242と調子を落とし、9月25日(日本時間26日)時点での今季成績は.288、15本塁打、71打点。一時は首位打者を視野に入れていたこともあり、やや数字は下がった印象だが、メジャー1年目の成績としては日本人現役野手の大谷翔平と鈴木誠也がマークした打率を上回っている。

■日本人現役メジャー選手 1年目の成績
・大谷翔平(2018)打率.285、22本塁打、61打点
・鈴木誠也(2022)打率.262、14本塁打、46打点

 また、歴代の日本人メジャーリーガーが初年度に残した数字としても優れており、打率はイチロー氏、城島健司氏に次いで青木宣親氏に並ぶ歴代3位タイ。15本塁打も大谷翔平、城島氏、松井秀喜氏に続き、井口資仁氏と並ぶ同4位タイの好成績となっている。

■主な日本人OBメジャー選手 1年目の成績
・イチロー(2001)打率.350、8本塁打、69打点
・城島健司(2006)打率.291、18本塁打、76打点
・青木宣親(2012)打率.288、10本塁打、50打点
・松井秀喜(2003)打率.287、16本塁打、106打点
・岩村明憲(2007)打率.285、7本塁打、34打点
・井口資仁(2005)打率.278、15本塁打、71打点

 レッドソックスは156試合を消化し、残り6試合。ここまで135試合に出場し、チームトップの打率を残している吉田は今日9月26日(同27日)のレイズ戦に「4番・レフト」で先発出場が予定されている。メジャー挑戦1年目のフィナーレに注目だ。

(ABEMA『SPORTSチャンネル』)