9月26日、中国で「第19回アジア競技大会(杭州/2022)」バスケットボール男子のグループステージが行われ、日本代表(FI…

 9月26日、中国で「第19回アジア競技大会(杭州/2022)」バスケットボール男子のグループステージが行われ、日本代表(FIBAランキング26位)は95-63でカタール代表(同104位)に勝利した。

 コーリー・ゲインズヘッドコーチが率いる日本は、齋藤拓実(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)、今村佳太(琉球ゴールデンキングス)、赤穂雷太(秋田ノーザンハピネッツ)、川島悠翔(NBAグローバルアカデミー)、平岩玄(アルバルク東京)がスターティングファイブに名を連ねた。

 第1クォーターは今村が3本の3ポイントを含む11得点(4/4本)と大当たり。チーム全体でもフィールドゴール成功率57.8パーセント(11/19本)と順調に得点を重ね、20点リードの33-13で最初の10分を終えた。

 第2クォーターは両チームともにファールがかさみ、停滞する時間帯があったものの、今村に代わってコートに立った細川一輝(三遠ネオフェニックス)が立て続けに長距離砲を沈め、終わってみれば23-21とリード拡大。前半を56-34の22点リードで折り返した。

 ハーフタイム明けの第3クォーターも日本が赤穂の3ポイントで先手をとると、川島のアリウープ、齋藤の3ポイントなどで追撃し、ソリッドなディフェンスで反撃を許さず。

 74-41で迎えた最終第4クォーターも、日本は攻守に手を緩めることなく、各選手が随所にアピール合戦。32点差をつける最終スコア95-63で白星スタートをきった。

 日本はフリースロー8本を含む22得点を挙げた寺嶋良(広島ドラゴンフライズ)がチーム最多得点。今村が17得点、細川が15得点で続き、赤穂も2ケタ13得点をマークした。大会直前にコンディション不良で別メニュー調整をしていた齋藤は、11分の出場で5得点5アシストの成績だった。

 大会初戦を白星で飾った日本は、28日14時30分からインドネシア代表(同74位)と対戦。グループステージ最終戦となる30日には韓国代表(同51位)と対戦する。

■「第19回アジア競技大会(杭州/2022)」グループステージ

日本 95-63 カタール

JPN|33|23|18|21|=95

QAT|13|21| 7|22|=63