9月24日、カタールで「FIBA U16アジア選手権大会2023」の5-6位決定戦が行われ、バスケットボール男子U16日本代…

 9月24日、カタールで「FIBA U16アジア選手権大会2023」の5-6位決定戦が行われ、バスケットボール男子U16日本代表は73-71でU16イラン代表に勝利。来年開催される「FIBA U17バスケットボールワールドカップ2024」には一歩届かなかったが、今大会最終戦を白星で飾った。

 第2クォーターに一時11点ビハインドとなったものの、同残り約3分から猛チャージを見せ、第3クォーター序盤まで14-0のランで逆転。その後は一進一退の攻防が続き、最終第4クォーターは僅差で追いかける展開だったが、67-68で迎えた残り1分50秒に高橋歩路(横手市立十文字中学校)が逆転3ポイントを沈め、さらにタイムアウト明けに千保銀河(開志国際高校)も長距離砲で追撃。クラッチタイムに掴んだリードを守り抜き、5位フィニッシュを決めた。

 日本は千保が4本の3ポイントを含む24得点を挙げ、高田将吾(福岡大学附属大濠高校)が19得点、ベネディクト研一郎(アイオナ・プレップスクール)が14得点をマーク。白谷柱誠ジャック(四日市メリノール学院中学校)も3得点4リバウンド5スティールと存在感を示した。

 なお、今大会はオーストラリアが決勝でニュージーランドを破り3連覇を達成。3位の中国、4位のフィリピンも含む上位4チームが「FIBA U17バスケットボールワールドカップ2024」への出場権を手にした。

■「FIBA U16アジア選手権大会2023」5-8位決定戦

日本 73-71 イラン

JPN|21|16|18|18|=73

IRI|22|17|11|21|=71

【動画】日本が接戦制し5位フィニッシュ!5位決定戦・イラン戦のフルマッチ映像