【MLB】レッドソックス-ホワイトソックス(9月24日・日本時間25日/ボストン) 持ち味のハッスルプレーがまさかのアクシデントを起こしてしまった。吉田正尚外野手が「4番・DH」で先発出場したこの試合、大谷翔平投手(エンゼルス)と本塁打王を…

【MLB】レッドソックス-ホワイトソックス(9月24日・日本時間25日/ボストン)

 持ち味のハッスルプレーがまさかのアクシデントを起こしてしまった。吉田正尚外野手が「4番・DH」で先発出場したこの試合、大谷翔平投手(エンゼルス)と本塁打王を争っているホワイトソックスの主砲・ロバートJr.外野手が右膝を負傷するアクシデントに見舞われた。

【映像】ロバートJr.が右膝を痛めた瞬間

 悲劇が起こったのは1回表、2死走者なしという場面で打席が回ってきたロバートJr.は相手先発のクロフォード投手から四球を選び出塁すると、すかさず盗塁を敢行。ウォン捕手の送球がセカンドに到達するころにはもう二塁ベースへスライディングを見せていたというほど余裕のある盗塁成功を決めた。

 この盗塁でロバートJr.は今季20盗塁を達成。大谷に続くア・リーグ2位となる38本塁打を放つ一方でスピードも兼ね備えたプレースタイルが売りのロバートJr.だが、ホワイトソックスの選手が「30本塁打、30二塁打、20盗塁」を記録したというのは2001年のオルドニエス以来、球団史上2人目の快挙となった。

 大記録を打ち立てて、この試合でも活躍が期待されていたロバートJr.だったが、盗塁時にスライディングした際に右膝を痛めてしまったため、2回裏のセンターの守備に就くことができず、代わりにトンプソン外野手が守備に就くというまさかの途中交代となってしまった。

 現地24日の試合を除いてホワイトソックスの残り試合数は6。大谷に並ぶにはあと6本塁打が必要なロバートJr.だが、ここに来て痛すぎる負傷となってしまった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)