【RIZIN44】金原正徳、強敵クレベルに完勝　タイトルマッチ控える鈴木千裕を激励「勝ってこい、やろうな」

「RIZIN.44（ライジン44）」が24日、さいたまスーパーアリーナにて行われ第10試合「クレベル・コイケ vs. 金原正徳」は、金原正徳が判定3－0で勝利した。

◆【実際の映像】金原正徳、感動の勝利の瞬間……場内大歓声！クレベルも悔しさをにじませつつも拍手

■金原が終始試合を掌握

ベテラン金原が下馬評を覆し、クレベルに完勝した。

第1ラウンド、序盤は打撃の展開。金原の左フックがクレベルの首を捉える。プレッシャーを掛けて前に出始めたクレベル。残り2分で寝技の展開となり、金原はクレベルに首をとられるも危なげなく抜け出した。

第2ラウンド、場内から金原コールが鳴り響く。金原はタックルでクレベルをテイクダウン。ゴング間近には金原がアップポジションからクレベルにパウンドを放つなど圧倒。ここまで金原のペースで試合が進んだ。

（C）RIZIN FF

最終ラウンドは組合合戦。高度な寝技の攻防が続く中、金原はアップポジションからパウンドを放つなどこのラウンドでもクレベルを終始圧倒した。金原は会場も味方につけており、終了のゴングが鳴ると観客は一斉にスタンディングオーベーション。金原の勝利を祝福した。試合は判定3－0で金原が完勝。クレベルはしばらくリングに座り込んだまま呆然としていた。

金原は試合後のマイクで「みんなやったよ！クレベル戦決まってから寝れず辛い日々が続いたが、信じてくれるチームや仲間、自分が信じることで勝利を掴むことができました」と感謝を述べ、実況席にいた鈴木千裕に「千裕、勝ってこいよ。やろうな」と激励。

来月のアゼルバイジャン大会で、現フェザー級王者ヴガール・ケラモフを下し新王者に輝けば、大晦日に2人のタイトルマッチが実現するかも知れない。激励を受けた鈴木は「よっしゃー！やってやるぜ！」と気合を見せた。試合はABEMA PPVにて独占生中継している。

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文●SPREAD編集部

Masanori Kanehara could now be next in line for the title!

— RIZIN FF English (@rizin_English) September 24, 2023