男子テニスの珠海選手権(中国/珠海、ハード、ATP250)は23日、シングルス2回戦が行われ、第7シードのA・マレー(イギリス)は世界ランク63位のA・カラツェフに6-4, 3-6, 2-6の逆転で敗れ、ツアー大会では今年2月のカタール・…

男子テニスの珠海選手権(中国/珠海、ハード、ATP250)は23日、シングルス2回戦が行われ、第7シードのA・マレー(イギリス)は世界ランク63位のA・カラツェフに6-4, 3-6, 2-6の逆転で敗れ、ツアー大会では今年2月のカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、ATP250)以来 約7カ月ぶりのベスト8進出とはならなかった。
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今季、2月のカタール・エクソンモービル・オープンで準優勝した36歳のマレーはその後、チャレンジャー3大会でタイトルを獲得。直近では全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)に出場したものの2回戦で敗れていた。
マレーが4年ぶりの開催となった珠海選手権に出場するのは今回が2度目。今大会の1回戦ではワイルドカード(主催者推薦)で出場する世界ランク668位のイェ・コン・モー(中国)を7-5, 6-3のストレートで下し初戦突破を決めた。
カラツェフと対戦した2回戦の第1セット、第4ゲームで4度のブレークポイントを凌いだマレーは直後の第5ゲーム、そして第7ゲームでブレークに成功。第8ゲームでブレークバックを許すも2度目のサービング・フォー・ザ・セットとなった第10ゲームでは3度目のセットポイントをものにし先行する。
続く第2セット、先にブレークを許しゲームカウント1-4とリードされたマレーだが第7ゲームでブレークバックに成功。しかし、第8ゲームで再びブレークを奪われ、1セットオールに追いつかれる。
迎えたファイナルセット、第1ゲームから4ゲーム連取を許したマレー。リターンゲームでは1度もブレークバックのチャンスを掴めず、2時間55分の激闘の末に力尽きた。
勝利したカラツェフは準々決勝で第2シードのC・ノリー(イギリス)と対戦する。ノリーは2回戦で予選を勝ち上がった世界ランク152位のM・ポルマンズ(オーストラリア)を6-0, 6-3のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第4シードのS・コルダ(アメリカ)と第5シードのT・M・エチェベリー(アルゼンチン)が8強に駒を進めた。