【MLB】レッドソックス0－1ホワイトソックス（9月23日・日本時間24日／ボストン） 弾丸ライナーとなった打球がセンターに到達したころ、シース投手は思わず天を仰いだ。「5番・レフト」で先発出場したレッドソックスの吉田正尚外野手は、この日9…
【MLB】レッドソックス0－1ホワイトソックス（9月23日・日本時間24日／ボストン）
弾丸ライナーとなった打球がセンターに到達したころ、シース投手は思わず天を仰いだ。「5番・レフト」で先発出場したレッドソックスの吉田正尚外野手は、この日9試合ぶり13回目となる3安打猛打賞を記録。2回裏に迎えた第1打席のセンター返しから全てが始まった。
先頭打者のバーデューゴがセカンドゴロに倒れ、1死走者なしという場面で打席が回ってきた吉田はホワイトソックス先発のシースと対戦。ストレートでグイグイと押してくるシースは簡単に2ストライクを奪って追い込むと、3球目もストレートで攻めてきた。
三振を狙っての投球だったが、やや力んだためかシースの3球目は高く浮いてしまい、見送ればボール球というコースに。しかし、吉田はこれをスイングすると打球はピッチャー返しの形で飛んで行き、そのままセンターのロバートJr.のところへ。打球を掴もうとしてシースも左手を伸ばしたが、投球直後だったためか残念ながら届かず、ボールが抜けていくと悔しそうに天を仰いでいた。
9月に入ってからは打率.203と不振に陥り、スタメン出場も減少していた吉田だったが、チーム最初の安打となる一打を放ち、これで4試合連続安打を記録するなど、シーズン終盤にきて復調気配を見せている。さらにこの日は第2打席でライトへ、第3打席はレフトへとヒットを放ち9試合ぶり13回目となる猛打賞を記録した。
お手本のようなセンター返しを見せた吉田の当たりに対し、視聴者も「ストレートに強いな」「調子上がってきてる」「うまく捌いたな」など、吉田の好調ぶりを喜ぶ声が目立った。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
