<大相撲九月場所>◇十四日目◇23日◇東京・両国国技館  “30年に1人の大器”と呼ばれる十両十四枚目・大の里(二所ノ関)が、十両四枚目・東白龍(玉ノ井)を圧巻の内容で下し、再び十両優勝争いの先頭に並んだ。強い相撲に視聴者からは「えげつない…

<大相撲九月場所>◇十四日目◇23日◇東京・両国国技館

 “30年に1人の大器”と呼ばれる十両十四枚目・大の里(二所ノ関)が、十両四枚目・東白龍(玉ノ井)を圧巻の内容で下し、再び十両優勝争いの先頭に並んだ。強い相撲に視聴者からは「えげつないパワー」などと感嘆の声が寄せられた。

【映像】大の里、圧勝の一番に騒然

 立ち合いで東白龍を突き放すと、左1本で押し、そのまま土俵下まで押し倒した。あまりの強い姿に館内にいる観客からは自然と拍手が起こった。大の里は12勝目、東白龍は5敗目を喫した。

 その後の取組で、ここまで1敗と単独首位を走っていた十両七枚目・一山本(放駒)が敗れ、2敗に後退。十二日目に2敗目を喫してから、一山本を星の差1つで追っていた大の里が、再度トップに並んだ。これで十両優勝は大の里と一山本に絞られた。千秋楽で大の里は十両筆頭・狼雅(二子山)と、一山本は十両二枚目・大奄美(追手風)とあたり、両力士共に本割で勝つか、または負けた場合は、優勝決定戦が行われる。

 大の里の強い相撲を受けて、ABEMAの視聴者からは「レベチそれな」「なんか物が違うやん」「止まらねぇ 止められねぇ」「つぇー」「いや、これは大物だわ」などの声がコメント欄に寄せられていた。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)