J1の京都サンガF.C.のOBでサッカー元韓国代表のMFの朴智星(パク・チソン)氏が、9月22日にサンガタウンを訪問。…

 J1の京都サンガF.C.のOBでサッカー元韓国代表のMFの朴智星(パク・チソン)氏が、9月22日にサンガタウンを訪問。“京都から世界へ羽ばたいた男”が、久々に「話している様子」が公開され、反響を呼んでいる。

 パク・チソン氏は1981年3月30日生まれの現在42歳。大学在学中の2000年に当時J2の京都に加入し、日本でプロデビュー。2年目からレギュラーとして活躍してJ1昇格に貢献すると、2002年度の天皇杯では決勝でゴールを決めてクラブに初タイトルをもたらした。その後、2003年にオランダ・PSVに移籍すると、2005年にはマンチェスター・ユナイテッドにステップアップを果たし、高い万能性と献身性でレギュラーとして活躍し、4度のプレミアリーグ優勝、そして2007-08シーズンのチャンピオンズリーグ制覇に貢献。当時、中田英寿と並ぶアジアサッカー界が誇る世界的スターだった。

 そのレジェンドOBが、9月23日にホーム・サンガスタジアムbyKYOCERAで行なわれるJ1リーグ第28節・サンフレッチェ広島戦に来場することが決定。その前日、チームのクラブハウス、練習場のある城陽市のサンガタウンを訪れたのだ。

 クラブが公開した動画には、カジュアルな服装のパク・チソンが、京都U−18の選手たちと触れ合い、「夢は大きく」とメッセージを送っている様子。さらに元チームメイトの熱田眞氏と日本語で会話している様子などが収められており、最後に「はーい、みなさん!明日、スタジアムでお会いしましょう!」と流暢な日本語で呼びかけている。

■「今でも普通に日本語ペラペラなのビックリ」

 このパク・チソン氏のサンガタウン訪問の様子を収めた動画が公開されると、ファンからは以下のようなコメントが寄せられた。

「今でも普通に日本語ペラペラなのビックリ」
「朴智星氏! あんま見た目変わってないw!そして“帝王”熱田眞氏! 懐かし~!」
「チソンと松井のゴールで天皇杯決勝で負けた悔しさも忘れてませんが その日からチソンのファンになりました!久しぶりに見れて嬉しいです」
「朴智星さんが今でもサンガのことを想ってこうやって来てくれるの最高や」
「すごいな、日本語ペラペラだ!日本でプレーしてたの何年も前なのに…何ヶ国語いけるんだろうか?」

 パク・チソン氏が京都のホームゲームに来場するのは2014年以来約9年ぶりだという。京都サポーターは「パクチソンがデビューしてブレイクしたクラブって言える」と誇りに思っており、クラブにタイトルをもたらした男として今でも愛されている。当日、ハーフタイムに挨拶し、ピッチ内を周回する予定。パク・チソン氏からの日本語でのメッセージにも注目したい。

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