男子テニスの珠海選手権(中国/珠海、ハード、ATP250)は22日、シングルス2回戦が行われ、第8シードの西岡良仁が世界ランク162位のL・ハリス(南アフリカ)を7-6 (7-4), 7-6 (7-5)のストレートで破り、ベスト8進出を果…

男子テニスの珠海選手権(中国/珠海、ハード、ATP250)は22日、シングルス2回戦が行われ、第8シードの西岡良仁が世界ランク162位のL・ハリス(南アフリカ)を7-6 (7-4), 7-6 (7-5)のストレートで破り、ベスト8進出を果たした。
1回戦で世界ランク149位のT・アトマネ(フランス)を逆転で下し初戦突破を決めていた西岡。2回戦では過去2戦で0勝のハリスと激突した。
第1セットだけで10本ものサービスエースを決められた西岡はリターンで苦戦。ブレークを奪うことができずに推移するも、自身のサービスゲームではファーストサービスが入ったときに83パーセントの高い確率でポイントを獲得し、ハリスに1度もブレークチャンスを与えることなくタイブレークに突入。タイブレークでは3度のミニブレークに成功し、1度目のセットポイントをものにし先行した。
第2セットも互角の戦いとなった両者。互いに1度もブレークポイントを握ることができずに再びタイブレークとなった。ともにミニブレークすら許さないなか5-5で迎えたハリスのサービスで西岡がミニブレークに成功。マッチポイントとなった次のポイントを取り切り、2時間7分で勝利した。
27歳の西岡にとってツアーでのベスト8入りは今年1月の開幕戦アデレード国際1(オーストラリア/アデレード、ハード、ATP250)で4強入りして以来 今季2度目となる。
準々決勝で西岡は第3シードのJ・シュトルフ(ドイツ)と世界ランク102位のC・ガリン(チリ)のどちらかと対戦する。