<大相撲九月場所>◇十二日目◇21日◇東京・両国国技館 大相撲九月場所十二日目、十両土俵入りの場面で十両十四枚目・大の里(二所ノ関)が姿を見せると、館内から大歓声が沸き起こった。新十両にして優勝争いのトップを走る“規格外の大器&…

<大相撲九月場所>◇十二日目◇21日◇東京・両国国技館

 大相撲九月場所十二日目、十両土俵入りの場面で十両十四枚目・大の里(二所ノ関)が姿を見せると、館内から大歓声が沸き起こった。新十両にして優勝争いのトップを走る“規格外の大器”に、視聴者も「大の里!」「拍手の差が激しいw」と熱視線を注いでいた。

【映像】大の里の土俵入りで館内割れんばかりの大歓声

 大の里のほか、十両十二枚目・高橋(二所ノ関)、十両十四枚目・天照鵬(宮城野)、十両十三枚目・朝紅龍(高砂)と、計4人の若手力士が新十両となって両国国技館を沸かせている大相撲九月場所。

 なかでも2年連続でアマチュア横綱に輝いた経歴を持つ“30年に1人の大器”大の里は、身長192センチ、体重176キロの恵まれた体格を活かして初日から怒涛の9連勝を達成。十日目に幕内経験者の十両七枚目・一山本(放駒)に黒星を喫したものの、切り替えて十一日目には十両五枚目・美ノ海(木瀬)に圧勝し、精神力の強さも見せていた。

 新十両ながら2ケタ白星に乗せ、優勝争いでも一山本とトップタイに並んでいる大の里。そんな期待の大器が十両土俵入りで登場すると、館内からは割れんばかりの拍手と大歓声が沸き起こった。まるで幕内力士のような声援の多さに、ファンも「大の里!」「拍手の差が激しいw」「大の里すごいな!」と盛り上がっていた。

 しかし、この日の取組では先に登場した一山本がはたき込んで時疾風(時津風)を破り、1敗を死守したものの、大の里は北の若(八角)に上手投げで敗れ2敗目を喫した。(ABEMA『大相撲チャンネル』)