<大相撲九月場所>◇十一日目◇20日◇東京・両国国技館 前頭十一枚目・北青鵬(宮城野)が前頭十四枚目・碧山(春日野)の強烈なはたき込みに耐え、寄り切って7勝目の勝ち星を挙げた。北青鵬のスケールの大きな相撲に、解説者も「相撲の基本が通用しない…
<大相撲九月場所>◇十一日目◇20日◇東京・両国国技館
前頭十一枚目・北青鵬(宮城野)が前頭十四枚目・碧山(春日野)の強烈なはたき込みに耐え、寄り切って7勝目の勝ち星を挙げた。北青鵬のスケールの大きな相撲に、解説者も「相撲の基本が通用しない」と脱帽した。
身長204センチの関取最長身・北青鵬と、体重186キロの重量級・碧山。巨漢同士の対決となった一番、立ち合いいきなり右の下手を引いた北青鵬がまずは一気に寄っていった。だが残した碧山が小手に振ってから突き放して突っ張り、のど輪・はたきの強烈な攻めを展開。それに北青鵬は耐えると、最後は蹴返しに出た碧山の隙を逃さず、前に出て寄り切って決着がついた。勝った北青鵬は7勝目を挙げ、勝ち越しまで残り星1つと迫った。敗れた碧山は8敗目を喫し、今場所負け越しが決定した。
規格外のスケールで攻める北青鵬に、同じ宮城野部屋に所属する小兵で知られた元前頭・石浦の間垣親方は、ABEMAの解説席で「相撲の基本が通用しない」と脱帽。さらに「碧山関のはたき込みはすごく強烈で。一部の力士の間では“熊の手”って呼んでいたんですよ(笑)」と明かすと、「北青鵬はそれも耐えて、よく相撲を取りました」と健闘を称えていた。
大迫力の巨漢対決に、ファンも「2人ともデカすぎ」「迫力あるなー!」「行司さんちっちゃく見える」「土俵小さくね?」「大型のはたき合い面白れー」「怪獣大決戦」と大興奮。見事に北青鵬が勝負を制すると「すげぇええええ!」「良く粘った」と称賛の声も相次いで寄せられた。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)