現地実況も思わず絶叫、球場を熱狂の渦に包んだ一発にファンは“目ざとく”注目した。 【映像】鈴木誠也 19号弾で“確信歩き” 球場が沸いた着弾の瞬間  カブスの鈴木誠也が9月19日(日本時間20日)、パイレーツ戦に「4番・ライト」で先発出場…

 現地実況も思わず絶叫、球場を熱狂の渦に包んだ一発にファンは“目ざとく”注目した。

【映像】鈴木誠也 19号弾で“確信歩き” 球場が沸いた着弾の瞬間

 カブスの鈴木誠也が9月19日(日本時間20日)、パイレーツ戦に「4番・ライト」で先発出場。3試合ぶりとなる今季19号ソロホームランを放った。この一発で鈴木は城島健司氏、井口資仁氏を上回るメジャー日本人右打者最多本塁打記録を更新。しかし、ファンは“別の点”に着目し、SNSで反響を呼んでいる。

 3回の第2打席、打ったのはインコースのスライダーだった。角度31度でアーチを描いた打球は105.4マイル(170キロ)の速さでレフトスタンドへ吸い込まれていった。現地実況も着弾の瞬間、「入った!セイヤ・スズキ!」と叫んだ飛距離402フィート(123メートル)の一撃に、カブスファンは熱狂、球場全体が大きな盛り上がりを見せた。

 この一発にファンからは「最近調子良いね」「鈴木誠也さん覚醒や」といったコメントがあがったが、一方で「トラウトすぎる」「和製マイク・トラウト (トラウトの今シーズンHR数を上回りました)」と、鈴木自身が憧れるエンゼルスの主砲との関連性にも注目。

 故障で離脱中のトラウトは今季18本塁打をマークしているが、これで鈴木は自身と同じ27番のユニフォームを着たMVP 3度のレジェンドを上回った。トラウトを彷彿とさせる一発で鈴木はメジャー2年目にして初の年間20本塁打にあと「1」と目前。この日、3安打猛打賞と打ちまくった鈴木。9月は打率.377、6本塁打と絶好調のバットで、次は大台到達を目指す。

(ABEMA『SPORTSチャンネル』)